ブログ de 相続セミナー 初級編 その10

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6.具体的にどう分けるの?

最後は具体的な遺産の分け方のお話です。 遺産が現金だけなら相続分通りに分けることは簡単なのですが、自宅などの不動産の場合はどうでしょうか?

無邪気な勝男なら「姉さんは台所、若芽は玄関で、僕は茶の間」なんていう分け方を言いだしそうですが・・・こういうのはアニメの中のお話としてはいいかもしれませんが、現実的な分け方を次の図にまとめました。

相続セミナー 初級編12 遺産分割の方法

まずは、自宅、現金といった財産を相続人がそれぞれ受け取る現物分割という方法があります。具体例をあげると、自宅は舟が、預貯金は佐々江が、勝男と若芽は株式を受け取るというような分け方です。

ただし、これだと受け取る遺産の金額に差が出る場合があるので、話し合いがまとまらなければ、②の代償(だいしょう)分割という方法があります。 これは、例えば舟さんが自宅を受け取る代わりに佐々江達には舟さんの資産からお金を払うことで差額を調整する方法です。

ただし、舟さんがある程度の現金を持っていなければ出来ない分け方です。

3つ目は、「分けにくい不動産は分けやすい現金にすればいい」というわけで、自宅を売って現金にして分けるという換価分割という方法があります。 ただし、3世代が同居している自宅を売るというのは現実的ではないかもしれませんね。

これ以外には、自宅を4人で共有する方法がありますが、一人が売りたくても全員が納得しなければ売れないという制約があったり、後々もめる可能性があります。

分けにくい不動産を元気なうちに分けやすい現金に換えておくことは、遺産分けでご家族がもめる可能性を減らすことにつながるので、ご家族への愛情のひとつといえると思います。

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