タイムキーパーから学んだ後悔のない残り時間の使い方

エンディングノート超活用法

セミナーコンテストというイベントでタイムキーパーを担当したことがあります。

ご存じない方のために。セミナーコンテスト(通称セミコン)とは7名の出場者が自らの体験をもとにオリジナルセミナーを作り、1人10分で発表して順位を競うイベントです。詳細はこちら

セミナーコンテスト

挑戦者全員に平等に与えられているのが10分間という持ち時間です。

  • 5分前
  • 1分前
  • 終了

この3回のタイミングで挑戦者に残り時間をこのカードで知らせるのがタイムキーパーの役割です。

残り時間を知らせる3枚のカード

僕もセミコンに挑戦したことがあるのでよく分かります。

関連|「セミコングランプリをゴールにしない」を単なる言い訳にしたくなかった僕の6年間戦争

タイムキーパーが知らせる残り時間は重要なので出し忘れや出し間違いといったミスは絶対に許されません。ミスなくできて当然なのがタイムキーパーのお仕事なんです!

と、タイムキーパーの大変さアピールはこの辺にして(苦笑)、この10分間の使い方を拝見していると実に様々ですね。

  • 時間を2分以上残して終わる方
  • 余裕を持って1分前に終わる方
  • こちらがドキドキしてしまうぐらいギリギリに終わる方
  • 残念ながらタイムオーバーしてしまう方

練習と本番の時間の流れは全く違うものに感じるので、本番ではどちらかのパターンが多いと思います。

  • 何度繰り返しても練習では10分に収まらなかったのに本番では9分45秒ぐらいでいい感じに終われた
  • 練習では8分台だったのに本番ではギリギリ10分近く使ってしまった

言い換えると何度も何度も練習を繰り返しても本番で練習どおりの時間の使い方ができた方は少ないのではないでしょうか。

セミナーコンテストには地方大会を勝ち抜いた7名が戦う最終決戦の場、グランプリ大会があります。グランプリ大会まで勝ち上がってこられた方の本番での時間の使い方には本当に感心させられました。使った時間は9分から9分59秒まで、7名全員が残り時間をきっちり1分以内に収めていました。

優勝されたSさんと懇親会でお話した時に「残り45秒くらいでしたか?」と聞かれたときはぴったりすぎて驚きました。優勝できる人は、今回は何分何秒くらいかが体感できるくらいまで繰り返し練習をされているんでしょうね。

もちろん本番での時間の使い方だけでなく、最後の最後まで時間をどう使って準備をしてきたのかがグランプリ大会の結果を左右していることは想像に難くありません。そこまでやらないと到底優勝なんてできない。改めてグランプリ大会のレベルの違いというものを思い知らされました。

最初から分かっている10分間、平等に与えられている10分間でも使い方に大きな差が出ます。これが残り時間が分からなければ、最後まで有効に使うことができる人はほとんどいないかもしれませんね。

これはセミコンに限った話ではなく、人生もまた同じ。

残り時間を意識すること、そして与えられた時間をどう使うのかを決めておくことが、人生を悔いなく過ごす上で重要だということを改めて感じました。

僕はエンディングノートの活用法として、もしもに備えるにとどまらずこういったことを伝えています。

  • エンディングノートを書くことで人生の残り時間を意識すること
  • 明日もしものときが来ても後悔しないように生き方を変えること

タイムキーパーは地味です。地味な仕事なのに失敗が許されません。僕がスタッフの中でタイムキーパーを担当することになった時は正直なところ「なんで?」と思いました。でも終わってみれば多くの出場者の10分間の使い方を間近で垣間拝見することができました。

これは僕のライフワークともいえるエンディングノートとリンクするだけでなく、僕自身の人生の残り時間の使い方に大きな影響を受けることになりました。

人気記事 お義母さんが遺してくれたエンディングノートと大切なもの