本当に役に立つエンディングノートの作り方|コクヨのエンディングノートでもしもに備える

エンディングノートの書き方のポイント

コクヨのエンディングノートを相続専門司法書士が書いてみた

仕事柄、遺言やエンディングノートの大切さは日々感じています。

ただし遺言はともかく、自分にはエンディングノートはまだ早いかなというのが正直な気持ちでした(当時は30代)。

それなりに書いてみたことはありましたが、忙しさを言い訳にして自分ではちゃんと準備していませんでした。

遺言も同じですが、エンディングノートを準備するのに年齢って関係ないんですよね。

それこそ、延命治療や臓器提供をどうするか?なんて元気な時じゃないとちゃんと向き合えないことも多いです。

家族にとっては非常に難しい判断を迫られるので、遺言よりもエンディングノートが必要なことが実際は多いような気がします。

最近は、そんなことを実感する出来事が多かったので、腰を据えてエンディングノートを書いてみました。

それに、エンディングノートは大切です!といくら口で言っても、自分が心から大切だと思わなければ、伝えたい相手には伝わりません。何事も本気で伝えようとしなければ伝わりませんよね。


私、相続専門司法書士の伊藤 薫が実際にコクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」B5 LES-E101 を書いたレポートです。

1冊のエンディングノートを最初から最後まで2ヶ月半かけて書いていく中で、

  • 書き方のポイント
  • 感じた気持ち
  • 相続の専門家からみて注意しておくべき点
  • エンディングノートにまつわるエピソード etc

を綴ったレポートが元になっています。最初に書いたのが2012年、定期的に加筆修正をして現在はエンディングノートを書く際のポイント毎にまとめています。

エンディングノートを書く際のポイント

もしもに備えるためにエンディングノートを書くときに重要なポイントがあります。ここを理解してから書かないと効果は期待できません。

  • ①書きにくいからこそ介護と医療から書く。
  • ②書いておくのは、あなたの本音です
  • ③もしも明日をイメージして書く
  • ④エンディングノートは正確な情報を元に書く
  • ⑤昔のアルバムを見ながら家族と話をしながら書く
  • ⑥遺言書の有無や保管場所を書いておく
  • ⑦エンディングノートは形式にこだわらない
  • ⑧定期的に見直しましょう
  • ⑨書いて終わりにしない
  • ⑩紙のエンディングノートは時代おくれかもしれない

詳細はこちらの記事にまとめています。

コラムでは相続の専門家という以前に、これから人生の折り返し地点を迎える一人として、エンディングノートを書きながら感じた率直な気持ちを書いています。

コクヨのエンディングノートの目次

コクヨエンディングノート目次
コクヨのエンディングノートの目次

まずは住所、生年月日などの自分の基本情報から。この辺は楽勝でしょう(^^)

自分のこと

  • 自分の基本情報(住所・生年月日など)

資産

  • 預貯金について
  • 口座自動引落しについて
  • 有価証券・その他の金融資産について
  • 不動産について
  • その他の資産について
  • 借入金・ローンについて
  • クレジットカード・電子マネーについて
  • 保険について
  • 年金について

気になること

  • 携帯・パソコンについて
  • WebサイトのIDについて
  • 宝物・コレクションについて
  • ペットについて
  • 生活のことについて

家族・親族

  • 家族一覧
  • 親族一覧
  • 親族表
  • 命日・親族メモ
  • 冠婚葬祭メモ

友人・知人

  • 友人・知人一覧
  • その他の連絡先一覧

医療・介護

  • 健康管理について
  • 告知・延命処置について
  • 介護について

葬儀・お墓

  • 葬儀について
  • お墓について
  • 葬儀・お墓メモ(家紋)

相続・遺言

  • 遺言書について

その他

  • 写真とデータについて
  • 大切な人へのメッセージ

コラム|泣ける?笑える?最期に伝えたいこと

コクヨのエンディングノートもいよいよ最後のページとなりました。

年内に書き終えると言って始めたものの気が付けば、年が明けて2月の半ば。

はっきり言って、全ページに渡って手を抜かずに書くのは本当に大変なことでした。僕の場合はエンディングノートを書き、なおかつそれを元にブログも書いていたので余計に時間が掛かりました。

前置きはこの辺にして、最後のページには「大切な人へのメッセージ」を書きます。

数年前に受講した相続アドバイザー養成講座で、遺言書は大切ですが、遺言書とは別に家族にあてた手紙を準備することがなによりも大切だということを学びました。

そして、その手紙は読んだ人が感極まって泣き出すようなものを準備する必要があるということも。当然、書いた本人も書き終えた時に泣いてしまうようなものです。

要するに遺言書には書ききれない想いは手紙に託すということです。

さて、僕も読んだ家族が泣いてしまうようなメッセージが書けたでしょうか?

泣かせて終わるだけよりも、少しくらい笑える内容があった方が僕はいいと思いますが、みなさんはどう思いますか?

コラム|300万円のメッセージは高い?安い?

映画 エンディングノートを観て思ったこと。

これはお父さんから家族へのエンディングメッセージだなということ。

ここまでありのままに生き様を“記録”に残せたら不動産やお金とは違った、財産であり、家族にとっては宝物になるだろうと思いました。

この映画は娘さんが監督なのですが、はじめからそうだったわけではないようです。お父さんが亡くなった後に、映画制作に携わっていた娘さんが撮り貯めていたお父さんの映像を映画化することが決まったというストーリーがあったそうです。

こうしてきちんと編集された映像で生きた証を残せるのはごくごく一部の限られた人だけと考えてしまいますが、そんなニーズを叶えてくれる会社があるようです。

Mbankという会社では「人生の大切な時間を映像に残す。」をコンセプトに、大切な人へのメッセージを映像という形で残すサービスを提供しています。

ホームページをみると「遺言代わりとして」をはじめとして、想定される利用シーンがいくつか紹介されていました。

遺言代わりとして
 文字だけだと感情が伝わりにくいこともあります。遺言メッセージには、相続についてのトラブルを防ぐためにもご自身の言葉で残すということ、大切な想いや願い、これからの応援など、心を伝える大切なメッセージを、生前の元気な姿で家族やお孫様へ、いつでもお届けすることができます。

他には・・・

  • 子・孫の結婚式に
  • お誕生日のお祝いに
  • お葬式に

基本価格は300万円で誰でも作れるものでありません(Mbankホームページに具体的な金額は記載されていませんでしたが、ソナエの記事で紹介されていました)

ですが、プロのディレクター、カメラマン、構成作家、ナレーターが制作を担当するので、映画に匹敵するような映像が期待できるとのこと。また、制作期間中は専門のコンシェルジュがサポートをしてくれるようです。

また、このキャッチコピーがいいんですよね。

記憶と記録を紡ぎ 世界でたった1つの ライフストーリーを創る。

このサービスが300万円というのは・・・

高い?安い?みなさんはどう感じますか?


エンディングノートセミナーの講師をお願いできますか?

エンディングノートを書きたいです。一人では難しいので手伝ってもらうことはできますか?

→費用などの詳細はこちらのよくあるご質問のページをご覧ください。

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