エンディングノートの書き方のポイント|早めに相続手続きをしておかないといけないのはこんな場合

エンディングノートの書き方のポイント

私、相続専門司法書士の伊藤 薫が実際にコクヨのエンディングノートを書いたレポートです。

気になることを書いた後は家族・親族編。

今回は親族一覧についてです。さあ行ってみましょう!

実家で家系図のような親族表を書いているときに、数年前に亡くなった母の叔母の相続手続きがまだ終わってないことを耳にしました。

母の叔母(僕からみると祖母の妹)の相続人は兄弟姉妹。

祖母の兄弟姉妹が相続の手続きを済ませておくべきだったのですが・・・手続きをはじめる前に祖母が亡くなったため母をはじめ子供達も相続人になってしまいました。

母達の代で手続きをしてくれたらいいのですが、手続きが完了しなければ、いずれ僕や従兄弟達が相続人として関わらなければいけなくなってしまいます。

僕たちの代になると相続人の数も爆発的に増えるし、会ったことのない人もいるでしょう。

住んでいるところもてんでばらばらで手続きが難航することは目に見えています。

誰が相続人になるの?

こういうケースのご相談では、第3順位の相続人は兄弟姉妹なのだから、その兄弟姉妹以上は相続人にならないのでは?と疑問に思われる方が時々おられます。

分かりにくいかもしれませんので、図にすると・・・

相続手続きを早めにしておいた方がいいケース
相続手続きを早めにしておいた方がいいケース

被相続人Xさんの相続人は兄弟姉妹で、兄弟姉妹はA、B、Cさんとします。

AさんはXさんより先に亡くなっていたため、Aさんの子供であるEさんが相続人になります。これを代襲相続といいます。

これに対して、Bさんもその子供であるFさんもXさんより先に亡くなっているので、Fさんの子供であるGさんは相続人になりません。

兄弟姉妹が先に亡くなっている場合は、その子供である甥姪は相続人になりますが、孫は相続人にはならないからです。

一方で、Xさんより後に亡くなったCさんの配偶者であるDさんは相続人になります。

仮にこういう場合はDさんがXさんの相続人になることはありませんでした。

  1. CさんがXさんより先に亡くなっていた
  2. Cさんが亡くなる前の平成11年頃にC、Eさんで相続手続きを完了していた

相続の手続きを完了しないままに次の相続が発生してしまうと、本来の被相続人の兄弟姉妹以上に相続人が増え続けることになるわけです。

母たちの代で片を付けることを切に願います。

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