エンディングノートを書くのに年齢は関係ない
「もしものときに家族に面倒をかけたくない」という理由でエンディングノートを書いておきたい人が多いようです。祖父が脳梗塞で倒れたのも突然でした。もしものときは急にやってくるので何歳で書くのがいいかを考えることは意味がありません。明日、脳梗塞で意識不明になったら?を16の質問で考えてみませんか?
成年後見人の経験からわかった本当に大切な3つのこと
成年後見人の経験からエンディングノートの必要性を痛感することになりました。成年後見人の仕事はご本人が亡くなるまで続きます。最期のときから大切なことを学ばせてもらいました。もしものときに、あなたとご家族が後悔しないために知っておいて欲しいことをご紹介します。
親と一緒に過ごせる時間を計算したことがありますか?
もしものときに想いを馳せることで、自分よりも家族、特に「親のもしものこと」を考えてしまう方は多いと思います。「親が死ぬまでにしたい55のこと」に60歳の親と一緒に過ごせる時間は?という試算が紹介されていて、実際に計算してみたらあまりの少なさに愕然としました。当たり前ですが時間は有限です。
エンディングノートの保管場所はどこがいい?
エンディングノートは、もしもの時にすぐに取り出して家族が中身を確認できるようにしておかないと意味がありません。だから書いていることをきちんと家族に伝えておくこと、いざという時にすぐにわかる場所に保管しておく必要があります。「救急医療情報キット」の保管方法が参考になります。
延命治療はしたくないの前に立ちはだかる3つの壁
「延命治療はしたくない」とエンディングノートに書いておいただけでは叶わないのが現実のようです。平穏死(へいおんし)の前には①本人②家族③主治医の課題という3つの壁が立ちはだかっていることが理由です。その上で覚悟を決めることができるかどうか?難しいですね。。