この遺言で自宅は自分のものになるのか??

今回はAさんのこんなお悩みについて。

同居しているお父さんから「自宅はAに相続させる」という内容の公正証書遺言を1年前に渡されたAさん。

自宅はいずれ自分の物になるとすっかり安心していました。

ところが。

この正月に2つ下の弟が「この前、親父に遺言書を書いてもらった」と酔った勢いで洩らしたことで、自宅は自分が本当にもらえるのかどうか不安になってしまったそうです。。

内容が矛盾する2つの遺言書がある場合は、作成した日付が新しいものが有効です!

Aさんが気になっているのは、

  1. 父が書いた遺言書は自宅は自分がもらえるという内容のものだけなのか?
  2. 他にも遺言書を書いているならどんな内容なのか?

ということ。

Aさんは弟さんを追及することも、お父さんに確認することも出来れば避けたいようなんです。

当然かもしれませんが。

 

書かれた遺言書が公正証書遺言の場合、平成元年以降注)に作成された公正証書遺言は、

  • 作成した公証役場名
  • 公証人名
  • 作成年月日 等

コンピューターに登録されており「遺言検索システム」で検索することができます。

注)公証役場によっては、それ以前に作成されたものも登録されています。

もし遺言者が亡くなっている場合は、相続人・受遺者は、公証役場で調査を依頼することができます。

遺言者が存命中は、遺言者本人のみが検索できます

なお、相続人本人が請求する場合に必要になるものは、
  1. 被相続人の死亡を確認できる戸籍謄本等
  2. 自分が相続人であることを証明する戸籍謄本等
  3. 運転免許証等の相続人の本人確認資料 です。

一方で自筆証書遺言の場合は、自宅等でご自身で保管されていた場合や、貸し金庫に預けていた場合、ご家族以外の親しい知人や司法書士・弁護士などに
預けられていた場合など、様々な場所で保管されている可能性があるでしょうから、

残念ながら公正証書遺言のように簡単にコンピュータで検索することは出来ません。

遺言書が他にあるのか?ないのか?
他にあれば、どんな内容なのか?

 

これはやっぱり、お父さんが元気なうちに
Aさんが直接聞くのが一番かもしれませんね。

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大阪の相続あんしんナビのメンバー
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