自筆証書遺言は仏壇に保管しないで法務局に預けましょう!

相続のご相談で自筆証書遺言を法務局で保管する制度が始まりますと、ご紹介したら・・・

いくらくらい掛かりますか?と聞かれて、まだ決まって・・・と、しどろもどろになってしまった司法書士の伊藤です(笑)

調べてみると手数料についてはこのように定められていますが、まだはっきりしていないようです。

遺言書の保管の申請,遺言書の閲覧請求,遺言書情報証明書又は遺言書保管事実証明書の交付の請求をするには,手数料を納める必要があります。(第12条)

参考「法務局における遺言書の保管等に関する法律について」法務省のサイト

せっかくなので、ざっくりと改正の背景と保管制度の概要をご紹介します。

※わかりやすさを優先して、できるだけ専門用語を使わずに書いています。

 


改正の背景

自筆証書遺言は仏壇や金庫で保管されることが多く、なくしたり書いたことを忘れてしまったり、また相続人によって隠されたり改ざんされたりと、自筆証書遺言が適切に保管されていなかったことで相続トラブルが起こることが多かった。

新制度の概要

自筆証書遺言を法務局で保管するサービスがスタートすることになりました。遺言書原本だけでなく画像情報としても保管されるようです。

相続人の1人から遺言書の写しの交付請求がされると、他の相続人に遺言書が保管されていることを通知されるようです(あらかじめ推定相続人を届出しておくのでしょうか?)。

またこれまでは自筆証書遺言の場合、家庭裁判所で検認という手続きが必要で公正証書遺言に比べて手間と時間がかかりましたが、法務局で保管された自筆証書遺言は検認が不要になるようです。

今回の改正によって自筆証書遺言の作成方法は変わりますが、現状はこちらです。

関連記事:自筆証書遺言と公正証書遺言の違い(作成中)

法務局で遺言が保管されているとわかったら相続人としては中身が気になりますが、遺言者がお元気なうちは相続人は内容を確認することができません。

遺言者の生存中は,遺言者以外の方は,遺言書の閲覧等を行うことはできません。

日付の記載や押印の漏れなど形式に不備がないかどうかの確認をした上で、問題がなければ保管してくれるようです。

ただし遺言内容については確認されないので実現したい内容がきちんと書かれているのか十分に注意をしないといけないですね。

詳細がわかり次第またお知らせします。

法務局における遺言書の保管等に関する法律の
施行期日は令和2年7月10日となりました。


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