とりあえず○○するのは、もったいない! その1

土地を相続する時、例えば兄弟で持分を2分の1ずつというように共同で所有(共有)することができます。 共有はあまりお奨めできませんが、現在売りに出している、近いうちに手放す予定だという事情があるときはよくあることです。

ただし、2人、3人ならまだしも、4人、5人と共有する人数が多くなると売却や登記の手続きが煩雑になるのでやはり考えものです。

一方、売却する予定はなく、いずれは土地を分けてそれぞれ単独で所有したいという場合もあると思います。 この場合、今すぐは土地を分けずに、とりあえず遺産分割協議をして相続人が共有する相続登記をするのはあまりお奨めできません。

「うちは兄弟の仲がいいから共有にしていても特に問題は起きないし」とか、「土地を分ける(分筆登記)には測量に費用がかかるから、単独所有にする必要が出てから分けよう」という気持ちはわかります。

共有にすると揉める火種になるというのもお奨めできない理由ですが、それ以外にも理由があります。

それはもっと単純な話で、とりあえず共有の相続登記をするのは、はじめに土地を二つに分けた後でそれぞれ単独所有となる相続登記をするのと比べて手間と費用が余計に掛かってしまうからです。

詳細はその2で。