知識ゼロから勉強をはじめて2回目の挑戦で
司法書士試験に合格することができました。
資格試験に短期合格するために
必要な5つのことを
実体験にもとづいてお伝えします。
司法書士試験に合格するためには
日々の勉強もさることながら
年1回の本試験であがらずに
普段の力を出し切ることが重要だと、
身をもってわかりました。
そこで、この2つの項目にわけてお伝えしていきます。
1.日々の勉強法
2.本試験、模擬試験の受け方の中から
短期合格するために必要なこと、1つ目は
「いかに本番でチカラを出しきるか」についてです。
1月からはじまった答練と呼ばれる模擬試験の成績は安定しませんでした。
そこで、モチベーションを維持するために
本番がうまくできればそれでいい
模擬試験で失敗しても本番じゃないし
気にしないで勉強しよう
と自分に言い聞かせていました。
これは自分を励ますための方便でした。
でもこれが試験当日はこんな感じで
重くのしかかってきたんです。
今日だけは
絶対にうまくやらないといけない。。
今日のために
この1年間努力してきたんだ。。
今日うまくできなかったら
また1年間勉強だ。。
パニックでした(笑)
試験問題を誰が作っているのか知りませんが、
出題ミスで全員が正解になるような
わけのわからない問題も出てきたりするわけですよ。
そんな問題に必要以上に気を取られて
「あれ?あれ?」と問題用紙をめくれども
手応えのある問題を見つけることが
できないままにタイムオーバー。
パニックになってしまったらダメですね。。
顔面蒼白でお昼は喉を通らず。。
当然のように午後の試験もへろへろで、ひとつも
いいところがないまま家路に着いたような記憶が。
嫌な記憶は封印できる性分らしく、
詳しいことはほとんど覚えていませんが。
回答速報で自己採点をしましたが散々でした。
ま、こんな手応えで合格率3%未満の試験に
受かるわけがないですよね。
僕が1回目の司法書士試験で失敗したことは
本番であがってしまったことです。
程度を超えてしまっていました。
前回書いたように、
僕が受験していた頃は司法書士試験に合格するには
3,000時間は勉強しないと受からないと言われていたので
それを軽く上回る4,500時間勉強して挑みました。
模試の成績は安定しませんでしたが合格判定が
出たときもあったので、緊張のあまり本試験で
チカラを出し切れなかったことが悔しすぎました(泣)
本試験当日を意識しすぎないように
本番だけうまくいけばいいという考えは捨てました。
何度試験を受けてもあがらないように
全ての模擬試験を本番と思って取り組もうと決めました。
ラグビー日本代表の五郎丸選手で有名になったあれです。
7月の試験まで毎週のように模擬試験が続くので、
その模擬試験すべてを本番と思って取り組みました。
どういうことかというと・・・
- 9時スタートの試験なので頭がちゃんと働くよう試験開始3時間前の朝6時に起床
- 昼食を挟んで午後も試験があるので昼休みに食べるものはいつも同じ
- 昼食はおにぎりとウイダーインゼリーを1つずつ朝コンビニで買って持ち込んでおく
- 昼食の後は頭を休めることに集中、答え合わせなんてもってのほか などなど
こういうことを真剣に繰り返していると・・・
何度も本試験を経験している心境になってきて
メンタルはだいぶ鍛えられました。
司法書士受験生界のイチローを目指す!
そんな気分でした。
朝食カレーは食べてませんでしたけど(笑)
試験で問われるというのは、勉強をやればやるほど
本当に恐ろしく思います。
胸を張って言えるように準備しようというのが
僕のスタンスでした。
ストレスが蓄積されていたんでしょうね。
ガスピタン(だったかな?)を
しばらく飲みながら勉強していましたね。
資格試験は知識が試されると思っていましたが、
メンタルこそ試されているように感じます。
いかにサボらずに日々勉強に向き合えるか?
本試験ではいかに平常心で問題に向き合えるか?
自信を持てることが、試験に限らずどんな場面でも
平常心を保つことにつながると思います。
良いことはありません。
今も、出掛ける前に感情に任せて子供を叱ったりすると
イライラが顔ににじみ出ます。
そうならないように泡盛講座
(おいしいかわいい沖縄展@阪急うめだ本店)の
前とかは特に気をつけています。
やっぱり楽しさを伝えたいですからね。
スルーすることを意識しています(笑)
そしてなにより一番大事なのは体調管理です。
年に1回の大勝負なので体調不良で
チカラを出し切れないのは本当に泣くに泣けない。
そのためには生活のリズムを本試験のスケジュールに
あわせていくことが大事です。
本試験の2ヶ月前くらいからは家で勉強する時も
本試験の時間に合わせて勉強をはじめて、
休憩も本試験と同じタイミングで取っていました。
ちょっとやりすぎかもしれませんが(笑)
でもどんなに非日常なことでも慣れしまえば
なんてことはなくなる。こういうことですね。
ということで資格試験に短期合格するために必要なこと、
4つ目はイチローをお手本に
「ルーティンで本試験に慣れる!」
でした。