プロップス1

vol.10 好きこそ物の上手なれ

  •  がんばるね~!!
  • プロップスのみの販売予定はありますか?
  • えぇぇ~!すごい。。地道すぎます、泡盛愛
  • 地道な作業ですね!応援してます!

これはオリジナル泡盛に付けているおまけのプロップスに僕が手で1枚ずつミシン目を入れているということに対するみなさんのリアクションの一部です。

中には「一体何時間かかるんですか?」という反応も。

明らかに呆れている様子でした(苦笑)。その表情からは、そんなに時間をかけたら儲けがなくなりませんか?という冷ややかな反応がひしひしと伝わってきました。

確かにビジネスとしてはこんなに馬鹿げたことはないでしょうね。自分の手で1枚1枚ミシン目を入れるなんて、自分の時給を考えたら呆れて話しにならない。そうかもしれません。

そもそもなぜミシン目を入れているのかというと、↓こんなチャレンジをしているからなんです。


目指せ!10000あわもり!!プロジェクト

目指せ!10,000あわもり!!プロジェクトプロップスで「あわもり」の文字を拡散させたい! プロップスで飲み会をもっと面白く! 一緒に写真を撮って全国の泡盛ファンをつなげたい! そんな思いから泡盛でカリー!プロップスを楽しんでいるみなさんの写真を10000人分集めるプロジェクトを進行中。

そんな中、「酔っ払いにハサミ、カッターは危ない!」というご指摘をいただいたのをきっかけに酔っ払いでも手で切り取れるようにこんなことをしています。

誰もがバカバカしいと思うことこそ、やりきった時には価値があると思っているのですが、計ったらミシン目を1枚入れるのに5分くらいかかりました。手元にあるのが200枚としたら1000分だからざっと16時間超。もったいないなぁ~。計算するとさすがにネガティブな感想も生まれてきました。

ミシン目プロジェクト171125.4

泡盛の価格を決めるのに経費は入れますがこんな手間やコストはみていないわけで、この辺を入れ始めたら確実に赤字。ビジネスとして考えたらどうなん?確かにそう思います(機械でミシン目を入れるのは高すぎるのでスルーしてくださいね)。

オリジナル泡盛を造るときに酒造所の方に「ボランティア的ならやらない方がいい。ビジネスとして成立するようなものにしないとまったく意味がない」ということを言っていただきました。

安かったら売れるかというとそうじゃないし、赤字になるようなものが売れても何も変えることができない。僕はそう言われているように感じました。

儲けるために泡盛を造ったのか?というともちろんそうじゃないけど、最終的には一般的な泡盛と比べると高めの価格設定になりましたが自分でミシン目なんて入れている日にゃ大赤字です(笑)。

それはそうと手でミシン目を入れること自体は嫌じゃない。というか無心になれる時間なので意外にも楽しい。それこそミシン目を入れることで、使われないで捨てられるプロップスが減らせるとしたらすごく嬉しい。

当初は普通のカッターでミシン目を入れていたのですが、ミシン目カッターなら簡単にできるよと教えてもらったので、すぐに買ってきました。小回りが利かないから径が小さいのを買い直したり、慣れないミシン目カッターに最初のうちは余計に時間がかかったり。でも何枚も切っているうちに早くなってきたんですよ。だいたい3分30秒を切るくらい。

ミシン目プロジェクト171202.1

はじめは5分かかっていたのでちょっとしたことで1分30秒も縮められるってすごくないですか? こんなバカバカしいことでも発信するって大事ですね。

ネタで日本一のプロップス職人を目指すとか言っていますが、目指せそうです(笑)

そもそも、泡盛の活動は僕にとって好きなことをやっている時間なので読書にハマる、マラソンにハマる、ゲームにハマる・・・といった趣味に打ち込んでいることとなんら変わらないわけです。

例えば読書にハマって月に20冊以上読んでいる人に向かって、1日何時間読んでいるんですか?本にいくらお金をかけているんですか?という反応はあっても、それでいくら儲かるんですか?とはならない。なりませんよね、普通の感覚じゃあ。

確かに泡盛を造ってそれを売っているわけですけど、好きなことをやっているのに、それがすぐに儲かる?儲からない?という視点から見るのはなにか違うような。純粋に好きを追求するのって結局は自己満足だと思うので、それを安易に収入に結びつけようとすること自体に無理があるのかもしれませんね。

好きなことをするのって難しいの?

純粋に好きなことをやり続けるのは難しくないけど、好きなことが安定した収入に結びつくのは簡単なことじゃないとやっぱり思います(でも最近になって好きなことをするのにそんなにお金はいらないってこともわかってきました)。

自戒を込めて書きますが、だからといって好きなことをしたいと思っているのにウジウジして何もしようとしないのはナンセンスの極み。だって「お金2.0(佐藤航陽)」などで書かれているような、好きなことでしか生きていけなくなるような時代が来るのに、その準備をはじめておかないなんてもったいない。

それからもうひとつ。他の仕事で収入を確保しておいて好きなことに挑戦する。こういう考え方でいうところの「好きなこと」っていうのもかなり微妙かもしれない。

最近はミシン目を入れるのに3分を切る日が出てきました(^^)v
まさしく「好きこそ物の上手なれ」かなと。ミシン目プロジェクト171227.3