「親子でつくるエンディングノート」 その1

今回、ご紹介するのはこちらのエンディングノート。
「親子でつくるエンディングノート(税理士法人レガシィ/SBクリエイティブ㈱)」。

親子でつくるエンディングノート1
内容的には、もしもの時に備える一般的な内容ですが、最大の特徴は子どもが親の話を聞いて、親子二人三脚で作り上げるエンディングノートという点で、タイトルの“親子でつくる”の意味するところは、こちらの手引きに集約されています。

親子でつくるエンディングノート2

エンディングノートは、次のような2部構成です。
 第1部  父・母と私と我が家のこと
 第2部  もしものときの備え

手引きには、聞き取りの具体的なテクニックだけではなく、話の切り出し方も紹介されていました。

その方法というのは、いきなりエンディングノートの話を持ち出すのではなく、家系図づくりをきっかけに話をすることだそう。 話を聞く時はエンディングノート持っていかずに、家に帰ってから、その日の会話を思い出しながら書くのがお勧めとのこと。

また、本題である第2部に入る前に、十分に時間を取って第1部の話を聞くことが大切だということです。 目の前にエンディングノートがなくてもスムーズに聞き取りができるように、この手引きの最後には、「聞くことができたこと」と「聞き忘れたこと」をメモできる「親との対話記録」なるものも掲載されています。

確かにエンディングノートが目の前にない方が親も硬くならずに話ができるような気がします。

でも、エンディングノートを完成させるために、子どもが自分に聞き取りをしてくれているということを親が十分に理解した上で進めることができればいいのですが、聞き取りの目的や完成のイメージがはっきりしないままに始めると、思うように話をしてくれない親に対して、子どもの方が取調べ中の刑事のようにならないかと、少し心配です(笑)。

互いに信頼し、協力してエンディングノートを作り上げるというイメージを持てるかどうかが親子二人三脚でのエンディングノート作り成功の鍵になりそうですね。