その21 親族メモに書いておかないとけないこと

私、司法書士伊藤 薫がコクヨのエンディングノートを書いてみた体験談です。1冊のエンディングノートをはじめから最後まで2ヵ月半かけて書いていく中で、感じた気持ちや相続の専門家からみて注意しておくべき点、エンディングノートにまつわるエピソードを綴ったものです。

命日を書く欄の下に(ひっそりと)「親族メモ」という項目があります。

「前婚での子がいる場合」、「認知した子がいる場合」、「養子がいる場合」など親族について、家族に伝えておきたいことがあれば書いておきましょうと書いてあります。

相続の実務では亡くなった方のお子さんを洩れなく把握することは手続きを進めるうえでかなり重要なことだし、まずは最初に確認することではありますが、実際のところ前婚でのお子さんを相続人と認識されていない方が結構おられるように常々感じています。

このエンディングノートにある家系図のような親族表も前婚のことを書くようには作られていないので(まあ当然かもしれませんが)、親族表を見ながら自分の相続人について考えてみても前婚でのお子さんを相続人として見落としてしまうのもわからないではありません。

交換日記(例えが古い?)じゃないんだし、たとえ家族でもエンディングノートは基本的には見せ合うようなものではないと思うので、相続人だったり、親族関係を正確に整理しておけるように前婚での親族関係も書いておけるような親族表があってもいいような気がします。

日本では夫婦3組に1組が離婚しているというデータがあるようです。
アメリカは2組に1組だとか・・・。

その22に続く。