エンディングノートの書き方のポイント 普通のノートでも中身は完璧なエンディングノートでした。

私、相続専門司法書士の伊藤 薫が実際にコクヨのエンディングノートを書いたレポートです(2012年)

ぼちぼち後半戦に入りました。

気になることを書いた後は家族・親族編。

今回は命日、冠婚葬祭メモについてです。さあ行ってみましょう!

 

祖父母達の命日を書いておこうと思ったら、日付は覚えていてもあれ何年だっけ?というのが正直な話でした。戸籍(除籍)謄本や住民票などを見ながら、もしくはお寺の過去帳があればそれも参考になりますね。

 

このページは正月に実家で過去帳を見ながら書きました。過去帳には戒名も書いてあったのでエンディングノートのメモ欄に書いておくことに。

 

冠婚葬祭メモは、誰にご祝儀をいくら包んだかなんてことを書くのに活用できますね。

話の流れで、父が祖父母のお葬式の時に書いておいたというメモを見せてくれました。

それはメモなんかではなく、ごく普通のノートに何ページにも渡って葬儀に関することがこまごまと書いてありました。

 

祖母が亡くなる前の数日について日記的なことも書いてあって、さすがにそれには気が付かない振りをして返したけど、どんな内容なのか気になりました。

 

もう十年以上前になりますが、正月に祖母が入院していた病院を訪ねて結婚の報告をした時が、僕が祖母に会った最後になりました。

僕にとって祖母というよりも母代りだったので祖母の最期について知りたいという気持ちもありましたが、やっぱり見てはいけないような気が。

関連記事:エンディングノートの書き方のポイント 過去を振り返ろう。僕のお母さんは?

 

父の書いたノートを見て、ひとつにまとまったものではないけど、父は父なりにいわゆるエンディングノートに代わるものを父自身も気が付かないうちに準備している。そう思いました。

 

子供はもれのないように

命日を書く欄の下に(ひっそりと)「親族メモ」という項目があります。

  1. 前婚での子がいる場合
  2. 認知した子がいる場合
  3. 養子がいる場合など

親族について家族に伝えておきたいことがあれば書いておきましょうと、書いてあります。

 

相続の実務では亡くなった方のお子さん洩れなく把握することは手続きを進める上でかなり重要なことです。

 

 

最初に確認することですが、前婚でのお子さんを相続人と認識していない方が結構おられるのを常々感じています。

このエンディングノートにある家系図のような親族表も前婚のことを書くようには作られていないので(まあ当然かもしれませんが)、親族表を見ながら自分の相続人について考えても前婚でのお子さんを相続人として見落としてしまうのもわからないではありません。

 

交換日記(例えが古い?)じゃないんだし、たとえ家族でもエンディングノートは基本的には見せ合うようなものではないと思うので、

相続人や親族関係を正確に整理しておけるように前婚での親族関係も書いておけるような親族表があってもいいような気がします。

日本では夫婦3組に1組が離婚しているというデータがあるようですし。アメリカは2組に1組だとか。

 


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