その20 普通のノートでも中身はエンディングノートでした

私、司法書士伊藤 薫がコクヨのエンディングノートを書いてみた体験談です。1冊のエンディングノートをはじめから最後まで2ヵ月半かけて書いていく中で、感じた気持ちや相続の専門家からみて注意しておくべき点、エンディングノートにまつわるエピソードを綴ったものです。

ぼちぼち後半戦に入りました。
今日は命日、冠婚葬祭メモのページです。

祖父母達の命日を書いておこうと思ったら、日付は覚えていてもあれ何年だっけ?というのが正直な話でした。 戸籍(除籍)謄本や住民票などを見ながら、もしくはお寺の過去帳があればそれも参考になりますね。

このページは正月に実家で過去帳を見ながら書きました。過去帳には戒名も書いてあったのでエンディングノートのメモ欄に書いておくことに。

冠婚葬祭メモは、誰にご祝儀をいくら包んだかなんてことを書くのに活用できますね。 話の流れで、父が祖父母のお葬式の時に書いておいたというメモを見せてくれました。 それはメモなんかではなく、ノート(普通の)に何ページにも渡って葬儀に関することがこまごまと書いてありました。

祖母の亡くなる前の数日の日記的なことも書いてあって、さすがにそれには気が付かない振りをして返したけど、どんな内容なのか気になりました。

もう十年以上前になりますが、正月に祖母が入院していた病院を訪ねて結婚の報告をした時が、私が祖母に会った最後でした。 私にとって祖母というより母代りだったので(実際にその通りでした)、祖母の最期について知りたいという気持ちもありましたが、やっぱり見てはいけないような気が。

父の書いたノートを見て、ひとつにまとまったものではないけど、父は父なりにいわゆるエンディングノートになりえるものを、父自身も気が付かない間に準備しているのかなと思いました。

その21に続く。