エンディングノートの書き方のポイント 食べ物の好みを書いておいた方がいい理由

私、相続専門司法書士の伊藤 薫が実際にコクヨのエンディングノートを書いたレポートです(2012年)

友人・知人編を書いた後は医療・介護編。

今回は介護についてです。
さあ行ってみましょう!

 

介護についてのページは見開きで2ページ。

介護に対する希望を書いておくページと、自分自身の食べ物や洋服の好み、趣味や苦手なものについて書いておくページ。

 

食べ物の好みなんてどうでもいいことと思われるかもしれませんが、僕が成年後見人(法定後見)をした経験から言わせてもらえば、ここは大事なのでしっかり書いておくべきです。

 

というのも。

家庭裁判所で成年後見人に選任されて、ご本人(被後見人)と初めてお会いする時に全く意思疎通がとれない方もおられます。

ご家族からご本人についてお話をうかがえればよいのですが、ひとり暮らしだったりするとその方がどのような人生を歩んでこられたのか?

もっと基本的なことだと、食べ物や洋服の好み、苦手なものがまったくわからないこともあります。

 

この辺の好みを成年後見人なり、施設の方などが十分理解しているのと理解していないのでは、これからの生活の質がだいぶ変わってくると思います。

 

例えば、栄養のバランスを考えて毎日食卓に並ぶメニューに大嫌いな食材がふんだんに使われている。

寒くないようにと着せてくれたタートルネックが不愉快で極まりないとか。

ドッグセラピーは精神的安定や運動機能回復効果が期待できるとは思いますが、過去に噛まれたことがあって近くにいるのも我慢できないという人にとっては死活問題かもしれません。


朝食のお粥をほとんど食べなかったAさん。

ご家族からパンがお好きだと聞いてパン粥にしたらたくさん召し上がるようになった。こういうことがあります。

些細なことかもしれませんが、ご本人が意思表示できなくてもこういった情報がしっかり書いてあるエンディングノートがあれば、家族ではない第三者の成年後見人でも簡単に知ることができます。

こんな理由から好きなもの苦手なものを書いておくべきだと考えています。

ちなみに僕はほとんど嫌いなものがありませんがパクチーだけはほんと勘弁してほしいです。

誰が見てもわかるように、「パクチーが嫌い、特にあの臭いが嫌だ!」としっかり書いておきました。

 

 

関連記事:コクヨのエンディングノートを相続専門司法書士が書いてみた。書き方のポイントはこちら。


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