エンディングノートの渡し方 その1

仕事中に携帯が鳴る。
山形に住む父からでした。

携帯に電話がかかってくるなんて珍しいなと思いながら出ると、なんだかシリアスなトーン。

父「いま電話大丈夫か?」
私「大丈夫だけど。」

父「(いきなり本題に入る)昨日のことだけど・・・」と少し間が空く。

このタイミングで携帯にかけてくるとなると誰かが亡くなったなと確信しました。でも、祖父母達は全員他界しているし、誰?誰?と親戚の顔が浮かんでは消える数秒。

父「昨日のことだけど・・・、アマゾンから差出人不明の荷物が家に届いて・・・」

私「???」

父「身に覚えがないし、気持ちが悪いからアマゾンに問い合わせてみたけど、送り主は個人情報の絡みで教えてくれなかった。」

私「???・・・開けてみた?」

父「開けてみたら、エンディングノートとかいうのが2冊入っていた。差出人不明でエンディングノートが送られてくるなんて気持ちが悪くて・・・」

正直そんな電話だとは思ってもみなかったので、誰も亡くなっていないという安心感とともに想定外の展開にこみ上げてくる笑いをこらえるのに必死でした。

というのも・・・その2に続く。