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【開催報告】「最幸の人生を見つける旅」 これって終活なのか?

最幸の人生を見つける旅1

セミナーではなく『旅』、日帰りツアーというコンセプトで企画した「最幸の人生を見つける旅」。旅の最後は記念撮影がお約束ということで最終目的地で全員揃って記念撮影の図です。ツアーに参加されたお二人がfacebookにこんな投稿してくれました。

棺桶に入るってことは終活セミナー?

普通はそう思いますよね。しかも医師と司法書士が講師なら終活セミナーということで疑う余地はありませんね。ところが北村さんが今回のツアーを終活ではなく、『生き活』と名付けてくれました。

終活じゃなくて生き活。棺桶に入るのに生き活。

はたしてどんなツアー(セミナー)だったのか?私、講師伊藤が気取らずありのままのレポートに挑戦してみました!

旅のはじまりはチェックインから

円く並べたイスに参加者全員が座り、自己紹介を兼ねて今回のツアーに参加した動機や思いなどを話しました。

○○さんから時計回りに話すなど順番が決められるのではなく、自分が話したいと感じたタイミングで話し始めるというルールを設けていました。お香の香りに包まれた会場で黙祷から始まるチェックインのおかげで、参加者全員がこれから一緒に旅に出るという気持ちがひとつになりました。と、なんだか怪しげなイベントが始まりそうな感じですね(苦笑)。

人生の残り時間を知る

旅の最初の目的地はステージの前のテーブルです。移動といってもほんの数メートルですが(笑)、この移動を大切にしたかったんですよ、コンセプトは最幸の人生を見つける旅なので。

まずは谷口医師が「最幸の人生」、言い換えると「後悔のない人生」とはどういうものなのか?それを見つけるためにいま何をするべきなのか?について話されました。

最幸の人生を見つける旅26

ここで出された課題は平均寿命から逆算して僕達それぞれの人生で残された時間を把握することでした。3分の1は眠っていると考えるので、実際に活動できる時間は想像以上に少なかったのか参加者のみなさんから大きなため息が聞こえてきました。

余命半年を突きつけられる

会場の照明が消えたと思ったらランタンが1つあるだけのステージの上で何かがはじまりました。参加者のKさんのご協力のもと谷口医師の診察室を再現しているようです。

平均寿命から逆算して人生の残り時間を計算した後は、その残り時間というのはあくまでも平均値から導き出されたものだということを感じてもらうための模擬余命宣告が始まりました。

紙に書かれた「余命半年と言われたらどんなことがしたいですか?」という問いに答えるといったお決まりのワークではなく、現役医師がレントゲン写真を準備してまで余命宣告を再現しているので中途半端は一切ありません。ガチンコです。

最幸の人生を見つける旅5

Kさんの演技力が高すぎて「これってもしかして本当のことなのか?」と勘違いされた方もいたくらいでした。Kさん以外の方も余命宣告を自分のこととして考えることができたと思います。

それにしても固唾を飲んで見守るというのはこういうことかと感心してしまった時間でした。Kさん ご協力いただきありがとうございました。

最幸の人生を見つける旅6

衝撃体験を掘り起こす

最幸の人生を見つける旅2

ここで満を持して私、泡盛マイスター伊藤の登場です。みなさんより少し早く最幸の人生を見つける旅に出た者としてお話させていただきました。

谷口医師のセミナー「最幸の人生の見つけ方」に出会い、人生の残り時間を意識して生きることの大切さをガツンと思い知らされことで最幸の人生を見つける旅に出て早や3年。この3年間でスーツを脱ぎ捨てて黄色のハッピに着替えての泡盛マイスター活動も板についてきた自覚もあります。

模擬余命宣告で半年という残り時間を突きつけられたみなさんに、後悔のない人生を過ごすために

  • 本当にやりたいこと
  • やらなくてはいけないこと

は何かを改めて考えて頂く時間です。泡盛の話はほどほどに(笑)、本当にやりたいことを見つけるためのエンディングノートを使った目標設定の方法をご紹介しました。

エンディングノート式目標設定の技術1.1

後悔のない(少ない)人生はやり残したことの少ない人生です。余命半年を突きつけられた時に、あれもこれもやっておけば良かったとパニくるのは当然だと思いますが、できるだけそうならないためには納得解という考え方を理解することが重要になってきます。

それはみんなが手に入れたいと思うような、わかりやすい正解はこれからの時代には存在しないからです。「納得解」については良かったら↓こちらを読んでみてください。

いつまでも「正解」を追い求めていては「最幸の人生」は絶対に見つからないだろうと思います。だから大事なのは「納得解」を探してみようという気持ちの切り替え。

そしてひとりひとりが自分だけの「納得解」を見つけるためには、過去の衝撃体験を知ることが鍵になります。衝撃体験にはこれからを生きるヒントが詰まっているからです。人生曲線を書くことで過去に起きた衝撃体験の掘り起こしにチャレンジしてもらいました。

二人一組になって過去の衝撃体験をシェアするワークはいつも盛り上がりますが、今回は一緒に旅をする仲間ということもあってひときわ盛り上がったようでした。後悔のないようにこれからを生きるヒントは見つかりましたか?

最幸の人生を見つける旅3

源内神父様!?のありがたい講話

最幸の人生を見つける旅24

源内神父は今回のツアーの数日前にお父様を亡くされたばかり。どんな話をされたのか詳しく書くことは控えますが、谷口医師も僕も嫉妬してしまうほどにみなさんの心を揺さぶるお話をされていました。

お父様の体調のことがあったので源内神父はツアーの打合せにはあまり参加できず、谷口医師と僕の二人で最終的なところを決めていたにも関わらず、当日ふらっとやってきたような(失礼!)源内神父に完全に美味しいところを持っていかれてしまったなぁと谷口さんと僕が苦笑したのはいうまでもありません。

それほどに源内神父のお話は素晴らしい内容でした。あの日あの場所で源内神父があのような話をすることができたのは、きっとお父様がチャンスを作られたのだろうと秘かに思いました。

源内神父様が導く先には

最幸の人生を見つける旅10

白い布で覆われた大きな木箱が。そしてその隣では黄色のハッピがなにやら準備中。

最幸の人生を見つける旅11

もしもの時をありありと感じる

今回のツアーで最後にお伝えしたかったのはもしもの時をリアルに感じてもらうということ。余命半年を突きつけられたみなさんにはダメ押しですね。

棺桶に入り蓋を閉めることで半年先とかではなく、もしもの時をより身近に体感してもらいました。棺桶のサイズがどうとか、素材・デザインといったことは今回はまったくどうでもいいこと。普通の入棺体験ではありません。

結局のところ模擬余命宣告や掘り起こした衝撃体験、そして神父様からのありがたい講話もすべてはこの入棺体験へとつながります。

以前、セミナーの醍醐味は疑似体験ができることだと教わりました。講師の話しやワークを通して普段出来ない体験をするためにセミナーに参加するんだと。

入棺体験は内容が内容だけに強制ではありませんが、希望される方には全員に体験してもらいたいという思いで時間とスペースを確保していました。

☆棺桶の中で手に入れたものはなんでしたか?

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 入棺体験の後は泡盛体験!?

棺桶に入るのに抵抗があるという方や入棺体験の待ちの時間に飲んでいただこうと僕が造ったオリジナル泡盛「泡盛でカリー!ブレンド」を準備していました。はぁ?なんで?ってかんじですよね(笑)。

このオリジナル泡盛は僕にとっての「最幸の人生」をひとつ形にしたものなので、一緒に旅をするみなさんに見てもらいたい、飲んでもらいたいという思いがありました。

自分だけの「納得解」と言ったところでどうしても平均的なもの、いわゆる正解的なものを思い浮かべてしまうのかなと思ったので、自分にとっての「納得解」はもしかすると他の人にとっては「間違った解答」のようなもの(苦笑)でもいいんだということを伝えたかったからです。

泡盛イベントなら普通ですが、セミナー・・・じゃなかったツアーに冷やした泡盛をクーラーボックスで運んだのは初めてでした。誰もやっていないセミナーにしようという思いは谷口さんと一致していたからこそ実現した入棺体験からの泡盛体験でした。でも献血するとジュースが飲めるみたいな感じになっちゃいましたね(笑)。

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旅の締めくくりは

チェックインに始まり、チェックアウトで終わるのが旅という谷口医師の考えのもと、旅の締めくくりは再び全員で円になって座り今回の旅を通して感じたことをシェアしました。ルールはチェックイン同様、自分が話したいと思うタイミングで話すということ。

聞いていて「ずっと自分の中にしまっていたんじゃないかなと思うようなこと」をお話される方が多かったように感じました。これは源内神父様のお話が良い意味で引き金になっていたのでは?と思うのは僕の考えすぎでしょうか。

みなさんに問いたい!果たしてこれは終活なのか?

最幸の人生を見つける旅から戻った僕が思ったのは↓こんなことでした。

それにしてもここまでありのままに書いてしまうとネタばらしもいいところで、読めば体験したような気持ちになってしまう方もいるかもしれませんね。でも頭でわかっていても実際に体験してみたいとわからないことが多いと思うので隠さずに全部書きました。

もしかすると同じようなセミナーを企画される方もいるかもしれませんが、さすがにいないですかね?笑

最後にツアーの添乗員を紹介します!

☆主催者でありバスガイド役の谷口一則医師。次回の衣装は是非バスガイドで!笑
ドクター谷やんが贈る「最幸の人生 見聞録

最幸の人生を見つける旅23

☆美味しいところを根こそぎ持って行く源内清芳神父。本番に強すぎ!
注)本物の神父さんではありません!

最幸の人生を見つける旅25

☆こう見えて普通の終活セミナーも得意な司法書士、伊藤薫

最幸の人生を見つける旅4

以上の3名が添乗員となり最幸の人生を見つける旅にご一緒させていただきました。興味を持たれた全国の旅行会社様からのツアーのご依頼をお待ちしています!

今回の会場には駐車場がなかったので棺桶は会場の近くのコインパーキングに運び、そこから神父様と僕とで担いで会場まで運びました。

運んでいる時に道行く人に棺桶とばれない様にと、ダンボールの箱に「棺」と書かれているのを慌てて買ってきたガムテープで隠したり、棺桶を横向きにして運ぶと気づかれそうだからと縦向きにしてタンスを運んでいるのを装ったり(笑)

といらない気を使ってツアーが始まる前に疲れてしまったので、会場は広さもさることながら駐車場が併設されているところでお願いします(笑)。

今回のツアーが生まれた舞台裏

光栄にも谷口さんからコラボセミナーのお話を頂いた時には約2年前に谷口さんと開催したコラボセミナー「【開催報告】最幸の人生の見つけ方×エンディングノート超活用術」をベースにしようと考えていました。あのときは納得のセミナーができたので、それをさらにバージョンアップすることができるのではないか?漠然とそんなことを考えていました。

誰もやっていないセミナーをしようという谷口さんとの共通認識のもとで打合せを繰り返していましたが、セミナーの打合せを進めていく中で感じていたのはどんなに良いものに改良してもイノベーションは起こせないということでした。誰もやっていないセミナーは改良の先にはなく、イノベーションの先にあると気がついたからです。

それに気がつくことができたのはオリジナル泡盛造りにチャレンジしたおかげです。普通の司法書士だった僕が酒販免許を取ってオリジナル泡盛を販売するなんてことは、いくら司法書士としてスキルを磨いても有名になったとしても成しえないことです。

司法書士がオリジナル泡盛を造れたのはそれが凄いとか凄くないとかという問題ではなく、自分自身をイノベーションしたからこそできたこと。それがわかったからです。

そしてそのイノベーションのきっかけは谷口さんのセミナーに出会い、最幸の人生を見つける旅に出たからこそ。だからこそ2年前のコラボセミナーからイノベーションを起こしたかったのです。

僕がこだわったのは棺桶を準備することはもちろんですが、絶対に外せなかったのは旅、ツアーの部分です。今回のセミナーのテーマは「旅」なので、旅をするように、時間の経過とともに場所を移動して、旅の疑似体験をしてもらいたいというところを大事にしました。

果たしてセミナーにイノベーションを起こせたのか?

これはよくわかりませんが「後悔したくないから挑戦できるときにやってみよう」という考え方で今回もチャレンジすることができたことだけは確かです。

vol.11 銀行口座とSNSアカウント、子供のためになるのはどっち?

僕らが子供の頃は親が子供名義の口座を作って貯金してくれる、そんなことが普通にあったと思います。幸せになるにはお金が必要、コツコツ貯金をすることが美徳という風潮もあったように思います。なにより本人確認が緩かったそんな時代。

最近、気になって読んでいる本の主張は「お金よりも信用が大事という世の中にシフトしている」だったり、「信用はお金に変えることができるけど、お金で信用は買えない」というもの。AI、BI(ベーシックインカム)が普通になれば相対的なお金の価値が下がるとも。これはもう少し先の話かもしれないけど。

「既にお金が余ってきている」と言われていて、普段の生活では実感がないけど銀行が本業で赤字になるなんていう予測結果が出ているのを思えばなるほどと思ったりもします。クラウドファンディングといった資金調達の選択肢もありますしね。

そう考えると、これから価値が下がっていくものを貯めるよりも価値が上がるものを貯める方がこれからの時代にあった生き方だと思います。僕らの世代は新しい時代に完全にはシフトできない気もするけど、子供達の世代は違うのでお金じゃなくて信用を貯める生き方をぜひ身につけて欲しいと思い少し考えてみました。

どうやって信用を貯めよう?

大人が信用を貯めようと思えば、

  • 約束を守る
  • 友達が困っていたら手を差し伸べる
  • 誰とでも同じように接する

パッと思いついたのはこの辺ですが5歳の長男は・・・

約束は守れないし、友達ともしょっちゅうケンカするし、弟には意地悪することもある(笑)。

子供(5歳)が信用を貯めるってかなり大変。大人のように信用を貯めるのは無理だと思ったのでもっと子供の生活に直結したところで考えてみました。

普段の子供の様子をじっくり観察してみると・・・

保育園や同じマンションの子供達を見ていると、くもんや水泳、バレエ、サッカー・・・習い事で週6とか大人顔負けのスケジュールがパンパンの子もいます。うちは子供の教育・習い事にそんなにこだわりをもっていないというか、まだいいかなという感じなので体操教室に週1回通っているだけ。週6とかは極端だけど2,3個習い事をしている子は多いみたいなのでうちがのんびりしているだけかもしれないけど。

週末はキャンプか近所の公園に出掛けるからましだけど、平日はどうしてもテレビの時間が多くなります。いまは妖怪ウオッチにハマってますね~。家にいるときはめっちゃテレビを観てるなと思いながらも子供をじっくり観察してみると折り紙、迷路を書いたり、紙飛行機、空き箱を使って何かを作る、レゴで○○をつくる・・・次から次へ何か作ってる!!

テレビは相当好きなんだけど、同じくらい集中して何かしら作っているんです。そして、この前はロボット教室に行きたいと言い出しました(これはどうも相方がかなり誘導したみたいだったけど)。

お金がかかるし(なかなか高い)、平日の15時スタートのロボット教室なんて誰が送って行くんだって正直思いました。それよりも僕の感覚では「遊び」をわざわざ習いに行く必要があるのかって。子供の頃にプラモデルにハマったけどプラモ教室に行くとかは考えられなかったので。

でもこうも思ったんですよ。

習い事はともかくテレビじゃない何かに興味を持たせたいと思って、サッカー、自転車、ラジコン・・・子供が夢中になりそうなものをこれまで幾度となくきっかけを作ってきたつもりだったけど、子供はどれもピンとこなかったみたいだったから、誘導があったとしてもはじめて自分からやりたいと言ってきたロボット教室はありかなと。

それに僕の子供の頃の常識(思い込み)を振りかざしたところで、子供が生きる今の成熟社会に通用するはずはないとも思いました。自分の常識を疑ってみようって。

送迎の段取りもついたので晴れてロボット教室に通うことになり、今のところ喜んで通っています。ロボット教室に限らず「何かをつくる」熱は盛りあがっているようで、折り紙やダンボール、箱とかでいろいろ作るんですが、取って置くと家の中が散らかり放題で片付かないんですよね。でもせっかく作ったものをすぐ捨てるのも忍びない。

そこで子供がつくったものは写真を撮ってSNSに投稿してから捨てるというルールができてきました。それならなんとなく罪悪感が減らせるという理由です(笑)。その様子を見ていたら「これってあれができるよなぁ!」と閃いて、今僕がやっている10000チャレンジ企画に子供も挑戦させてみることを思いつきました。

10000チャレンジというのは「1万時間の法則」をヒントに10000回、10000個、10000人など「10000」をキーワードに目標を掲げて挑戦する企画です。詳しくはこちらを。

10000チャレンジは挑戦の様子を楽しみながらSNSで発信することで、まわりを巻き込んで達成への追い風にしたいと考えているので、子供がつくったものはインスタグラムに投稿するようにしました。

はじめたばっかりで反応なんてほとんどないのですが、なかなか面白いなぁと思ってまして。というのは・・・・

大人って思ったような結果が出ないからやめるという選択肢がありますよね。時間とお金がもったいないからとか、いろいろ言い訳をして諦めてしまうことが大人は多いと思いますが、純粋に好きなことをやっている子供にそういう発想はないですよね、たぶん。

飽きてしまうことはあっても、結果が出ない(投稿しても反応がない)ということは全く気にしていないので、つくることに対する子供のモチベーションがこれからどう変化するのか?好きなことならモチベーションは枯れないのか?興味津々です(^^)

信用を貯める生き方

10000チャレンジって信用を貯めることにつながっているんじゃないの?ということをふと思いました。だって同じテーマで繰り返し、繰り返し投稿するんですよ。

今日はビール、昨日はワイン時々泡盛じゃないんです。いつも泡盛なんです。あれもこれもじゃ単なる酒好きで本当は何が好きなのかわからないし、泡盛が好きと言いながらビールの投稿が多かったら信用なんて得られないですよね。

それから投稿するのはいつも泡盛だけど、投稿したりしなかったりじゃやっぱり信用は得られないですよね。だからコレっていう軸があってブレることなく継続することできたら、間接的かもしれないけど信用を作ることにつながると思います。

シンプルに考えるとまずは子供の軸になりそうな何かを見つけることは信用を貯める生き方につながるんじゃないかなんて思いました。5歳がブレずに続けられることっていうのも難しいんですけどね。興味がなさそうでも少し強引にきっかけ作ってあげるのも小さいうちはアリかもしれないけど、子供が興味のあることを思いっきりさせる方がいいような気がします。


というわけで、これからの時代を生き抜くには「子供名義の銀行口座よりもSNSアカウントを作ってあげる方が子供のためになるかもしれない?」という仮説を思いついたので身を持って検証してみようと思います。

ちなみにInstagramの利用規約には13歳以上から利用可能とあるので、正確には親の名義で作るアカウントです。それに5歳にSNSの投稿ができるかといえばできないので投稿するのは相方の役目。ようするに母親が子供の成長を応援するという趣旨のアカウントを作りました。「10000つくる

 10000tsukuru1  10000tsukuru2

子供よりも母親のモチベーションが下がらないことを祈りつつ(笑)、さあ検証開始だ!!

10000チャレンジャー会議を体験してみませんか?

「1万時間の法則」をヒントに10000回、10000個、10000人など「10000」をキーワードに目標を掲げて挑戦している10000チャレンジャーの月1報告会です。

「どんなことをやってるのかな?」と軽い気持ちで参加したのに、気がついたら巻き込まれてしまうんじゃないかと不安に思っている方もいるかもしれませんが(笑)、無理やり挑戦するように煽ったりしないので安心してください。

閉鎖的な会になると回を重ねるほどに澱んでしまって面白いことが起こりにくいと思っているので、オブザーバーとして気軽に参加して率直なご感想や叱咤激励をいただけると嬉しいです。もちろん挑戦してみたいテーマをお持ちの方やスタートを迷っている方の参加も大歓迎です。

目標達成を目指して10000チャレンジャー同士が切磋琢磨するというコンセプトなので、厳しくも愛のある意見が次回も交わされるはず(汗)。百聞は一見にしかず、一度体験していただけると挑戦を形にするためのヒントも手に入ると思いますよ。

とはいってもお酒を飲みながらの堅すぎない交流会です。「1万時間の法則」をベースにしたブランディングに興味がある方!ピンと来た方のご参加をお待ちしています!

10000チャレンジャー会議 vol.6
平成30年5月23日(水)19時~
会場:司法書士・行政書士いとう事務所(大阪市中央区高麗橋1-5-14-205)
参加費:3,000円(お弁当とお酒・ソフトドリンクを準備します)
定員:6名

1万時間チャレンジャー忘年会9
課題図書です

vol.1-4参加者のみなさん
vol.1-4参加者のみなさん

vol.10 好きこそ物の上手なれ

  •  がんばるね~!!
  • プロップスのみの販売予定はありますか?
  • えぇぇ~!すごい。。地道すぎます、泡盛愛
  • 地道な作業ですね!応援してます!

これはオリジナル泡盛に付けているおまけのプロップスに僕が手で1枚ずつミシン目を入れているということに対するみなさんのリアクションの一部です。

中には「一体何時間かかるんですか?」という反応も。

明らかに呆れている様子でした(苦笑)。その表情からは、そんなに時間をかけたら儲けがなくなりませんか?という冷ややかな反応がひしひしと伝わってきました。

確かにビジネスとしてはこんなに馬鹿げたことはないでしょうね。自分の手で1枚1枚ミシン目を入れるなんて、自分の時給を考えたら呆れて話しにならない。そうかもしれません。

そもそもなぜミシン目を入れているのかというと、↓こんなチャレンジをしているからなんです。


目指せ!10000あわもり!!プロジェクト

目指せ!10,000あわもり!!プロジェクトプロップスで「あわもり」の文字を拡散させたい! プロップスで飲み会をもっと面白く! 一緒に写真を撮って全国の泡盛ファンをつなげたい! そんな思いから泡盛でカリー!プロップスを楽しんでいるみなさんの写真を10000人分集めるプロジェクトを進行中。

そんな中、「酔っ払いにハサミ、カッターは危ない!」というご指摘をいただいたのをきっかけに酔っ払いでも手で切り取れるようにこんなことをしています。

誰もがバカバカしいと思うことこそ、やりきった時には価値があると思っているのですが、計ったらミシン目を1枚入れるのに5分くらいかかりました。手元にあるのが200枚としたら1000分だからざっと16時間超。もったいないなぁ~。計算するとさすがにネガティブな感想も生まれてきました。

ミシン目プロジェクト171125.4

泡盛の価格を決めるのに経費は入れますがこんな手間やコストはみていないわけで、この辺を入れ始めたら確実に赤字。ビジネスとして考えたらどうなん?確かにそう思います(機械でミシン目を入れるのは高すぎるのでスルーしてくださいね)。

オリジナル泡盛を造るときに酒造所の方に「ボランティア的ならやらない方がいい。ビジネスとして成立するようなものにしないとまったく意味がない」ということを言っていただきました。

安かったら売れるかというとそうじゃないし、赤字になるようなものが売れても何も変えることができない。僕はそう言われているように感じました。

儲けるために泡盛を造ったのか?というともちろんそうじゃないけど、最終的には一般的な泡盛と比べると高めの価格設定になりましたが自分でミシン目なんて入れている日にゃ大赤字です(笑)。

それはそうと手でミシン目を入れること自体は嫌じゃない。というか無心になれる時間なので意外にも楽しい。それこそミシン目を入れることで、使われないで捨てられるプロップスが減らせるとしたらすごく嬉しい。

当初は普通のカッターでミシン目を入れていたのですが、ミシン目カッターなら簡単にできるよと教えてもらったので、すぐに買ってきました。小回りが利かないから径が小さいのを買い直したり、慣れないミシン目カッターに最初のうちは余計に時間がかかったり。でも何枚も切っているうちに早くなってきたんですよ。だいたい3分30秒を切るくらい。

ミシン目プロジェクト171202.1

はじめは5分かかっていたのでちょっとしたことで1分30秒も縮められるってすごくないですか? こんなバカバカしいことでも発信するって大事ですね。

ネタで日本一のプロップス職人を目指すとか言っていますが、目指せそうです(笑)

そもそも、泡盛の活動は僕にとって好きなことをやっている時間なので読書にハマる、マラソンにハマる、ゲームにハマる・・・といった趣味に打ち込んでいることとなんら変わらないわけです。

例えば読書にハマって月に20冊以上読んでいる人に向かって、1日何時間読んでいるんですか?本にいくらお金をかけているんですか?という反応はあっても、それでいくら儲かるんですか?とはならない。なりませんよね、普通の感覚じゃあ。

確かに泡盛を造ってそれを売っているわけですけど、好きなことをやっているのに、それがすぐに儲かる?儲からない?という視点から見るのはなにか違うような。純粋に好きを追求するのって結局は自己満足だと思うので、それを安易に収入に結びつけようとすること自体に無理があるのかもしれませんね。

好きなことをするのって難しいの?

純粋に好きなことをやり続けるのは難しくないけど、好きなことが安定した収入に結びつくのは簡単なことじゃないとやっぱり思います(でも最近になって好きなことをするのにそんなにお金はいらないってこともわかってきました)。

自戒を込めて書きますが、だからといって好きなことをしたいと思っているのにウジウジして何もしようとしないのはナンセンスの極み。だって「お金2.0(佐藤航陽)」などで書かれているような、好きなことでしか生きていけなくなるような時代が来るのに、その準備をはじめておかないなんてもったいない。

それからもうひとつ。他の仕事で収入を確保しておいて好きなことに挑戦する。こういう考え方でいうところの「好きなこと」っていうのもかなり微妙かもしれない。

最近はミシン目を入れるのに3分を切る日が出てきました(^^)v
まさしく「好きこそ物の上手なれ」かなと。ミシン目プロジェクト171227.3

 

10000チャレンジって!?

「1万時間の法則」をテーマに個人のブランディングを考えるコミュニティをスタートしました。

【1万時間の法則】 簡単にいうと「どんな分野でも1万時間程度継続して練習すれば、その分野のプロになれる」という経験則のこと。

10000チャレンジ

10000チャレンジって何なの?

個人のブランディングを考えると言っても考えるだけじゃ何も変わらないので、メンバーそれぞれが目標を掲げチャレンジするという企画をスタートすることになりました。そして、そのチャレンジを10000チャレンジ、そして挑戦している人を10000チャレンジャーと呼んでいるわけです。

そして時間に限らず、個でも回でも人でもOKですが何か10000に絡めたチャレンジにするというルールを決めました。

10000の重み

「いまのペースで頑張っても達成まで8年・・・」。

何年かかろうが達成できたらすごいことなんですが・・・、チャレンジをはじめるとどうしてもそこに目がいきます。1日3時間取り組んだら1万時間を達成するのに10年かかる計算なので、8年かかるならそれほどチャレンジという感じがしませんよね。

結局、1万時間に限らず「10000」を絡めて目標を立てると、普通にやってたら達成するのに相当な時間がかかってしまう。10000というのはやっぱり異常値なんだよなぁと痛感します。

でもある分野に1万時間打ち込むという目標は潔いかもしれないけど、時間だけを目標にするとシンプルにただ1万時間を過ごしてしまったということもありえるわけです。そう考えると時間以外の何か、もうひとつの指標でチャレンジの達成状況を把握する方が確実だし面白いと思います。

一般的にセミナーは「それはあなただからできたんでしょ?」と言われないように、「再現性」があることを求められますが、この10000チャレンジは

  • 再現性は無視
  • わたしだからできたんです
  • 誰にも真似させない

というところを目指す変わり者集団というわけです(笑)。簡単に誰でも達成できるチャレンジだったらはっきりいってブランディングなんてできないと思います。ここがこのチャレンジの醍醐味なのです。

10000チャレンジャー全員で乗り越えた先を見たいわけわけですが、個でも回でも人でも「10000」を掲げるとチャレンジの難易度がぐんとあがるので、「10000」をどう絡ませるのかが難しいというか悩ましいところなんですよね。

10000より大切なこと?

10000個、10000回、10000人を達成することはゴールのようで、実は本当のゴールではないと思います。だってプロップスの写真が1万人分集まったところで(僕のチャレンジ「目指せ!10,000あわもり!!プロジェクト」の話です)、結果的に泡盛が盛り上がるきっかけにならなかったら達成できたところで自己満足だし、まったくの無駄。

10000を達成することに夢中になるあまり、そもそも何のためにやっているのか忘れてしまう(得てしてそうなることが多い・・・)。だから日々10000を意識するのは当然だけど、チャレンジする本来的な目的は何なのか?ということをスタートするタイミングで真剣に考えないといけないよねという話です。

極端な例えですが、僕がたったひとりでプロップスの写真を10000回自撮りしたところで意味がないわけで(実際にやったらある意味すごいけど笑)、10000人分の写真を集める過程でできるだけたくさんの人にプロップスを、泡盛を楽しんでもらう工夫をする必要があるということです。

目先のことに囚われすぎて本来的なことがおざなりになってしまう。もっと先にある本当に叶えたいことに意識を向けて頭を働かせないとという話。僕も偉そうには言えませんが、まだここを落とし込めていない他のメンバーもいる感じです。まだまだ改善の余地の多い企画ですが日々アップデートしていくのでどうぞよろしくお願いします。

10000チャレンジャーのご紹介(準備中)

No.1 伊藤 薫 #10000あわもり

泡盛マイスター伊藤1泡盛×司法書士。大阪の泡盛マイスターです。強い・きついという泡盛のイメージを変えたい!大阪で泡盛が盛り上げるきっかけを作りたい!その起爆剤になればとオリジナル泡盛「泡盛でカリー!ブレンド(12度)」を造りました。右手にオリジナル泡盛、左手にプロップスを持って飲むだけじゃない泡盛の楽しみ方を発信中。

HP:大阪の泡盛マイスター伊藤薫の「泡盛の楽しみ方は無限大」


チャレンジタイトル「泡盛ダンス部 ☆ 大阪 盛り泡ろうや!プロジェクト」

泡盛ダンス部バナーきいやま商店の泡盛の応援ソング「盛り泡ろう!」を大阪の観光スポットなどで踊り大阪から泡盛を盛り上げるプロジェクト。 ダンスの動画で10000回再生を目指す!
挑戦の様子はこちらで発信中


チャレンジタイトル「目指せ!10000あわもり!!プロジェクト」

プロップスでつながる泡盛でカリー!プロップスで「あわもり」の文字を拡散させたい! 飲み会をもっと面白く! 全国の泡盛ファンをつなげたい!プロップスを楽しんでいる写真をのべ10000人分集める挑戦!
挑戦の様子はこちらで発信中

No.2 北村 知里 #10000捨てる

北村知里さん3

チャレンジタイトル「10000個捨てるチャレンジ」 挑戦の様子はこちらで発信中

No.3 源内 清芳 #10000つぶやく

源内清芳さん1

チャレンジタイトル「ツイッターで10000回つぶやいてフォロワー10000人を目指す!チャレンジ10000個捨てるチャレンジ」 挑戦の様子はこちらで発信中

 

 

 

No.4 丹田 猛志 #10000燻す

丹田 猛志さんチャレンジタイトル「10000個作成で目指せ燻製のプロフェッショナル!!」 挑戦の様子はこちらで発信中

 

 

 

 

No.5 茜 志保 #10000数珠つなぎ

10000会議4.1チャレンジタイトル「大阪発スパイスカレー10000皿数珠つなぎ」 挑戦の様子はこちらで発信中

 

 

 

 

No.6 石田 竜生 #10000バズる

石田 竜生さん

 

挑戦の様子はこちらで発信中

No.7 しゅん #10000つくる

兵庫生まれ、5歳の年長、キャンプ歴4
ロボット教室、体操教室

好きなもの:カブトムシ、白玉だんご、フエラムネ
嫌いなもの:ピーマン、おばけ、パーントゥ

チャレンジタイトル「好きな時に好きなだけ、楽しく10000個つくる」 挑戦の様子はこちらで発信中

No.8 夛田 侑市

文:伊藤 薫

vol.9 司法書士の僕がオリジナル泡盛を造った理由

自己紹介には「酒類販売免許を取ってオリジナル泡盛を造った云々」と書いていますが、時系列的にはあっているけど実はオリジナル泡盛が造りたくて酒類販売免許を取ったわけではありません。

いくら泡盛が好きだからといって、まさか司法書士・行政書士の僕がお酒の販売免許を申請しようとは考えてもみませんでした。

じゃあ何故申請したのか?

それは僕が行政書士だから。ってこれじゃちっとも理由になってませんよね(笑)。

とある沖縄物産展のこと。担当の方と話しをしていた時でした。「出店している泡盛メーカーさんの商品に限定せずに、もし物産展のターゲットにオススメしたい泡盛を紹介できたら反響はどうなんでしょうね?」

話題の新商品・面白い商品があっても出店している泡盛メーカーの商品という縛りがあると物産展で紹介するのは難しいので、あくまでも物産展を盛り上げる可能性を探る意味で、ブレインストーミング的な会話ですよ。

泡盛メーカーじゃなくても例えば関西の酒屋がブースを出して、その物産展のテーマに合う泡盛を並べてみたらどんな反応があるんだろう?

そんな話題が出たんです。その打合せの趣旨からはだいぶ脱線していましたが。

「果たしてそんな酒屋があるのか?」という話が飛躍して「伊藤さんに酒類販売免許があれば、泡盛マイスターセレクションの泡盛を並べても面白いんじゃないですか?」と、その時は軽い冗談として大いに盛り上がりました。

いま冷静になって考えると無理な話だよなぁとそれで終わりなんですが、その時は酒販免許があればそういう可能性もあるのかぁという妄想で頭がいっぱいになっていました。のせられやすいみたいです(苦笑)。

お酒なんて1本も売ったことがない司法書士・行政書士の自分に酒販免許が付与される自信がありませんでしたが、ひとまずやってみようかと。僕の場合、行政書士ですがほとんど行政書士の仕事はしていないので酒販免許の仕事の練習になるよなぁと。取れなくてもネタになるよなぁと思ってしまったんですね(貪欲ですね、苦笑)。

僕が行政書士だったから酒販免許を取ろうと思ったいきさつはこういうことでした。

とりあえず税務署に行ってみた

まずは税務署で相談することから始めましたが、「司法書士事務所で免許申請をするなんて今まで聞いたことありませんよ」っていう案の定、予想通りの反応が返ってきました。

それでも免許申請の目的が物産展での販売ということや泡盛だけを取り扱うこと、泡盛マイスターとして物産展での泡盛講座の実績があることを理解してもらえると、それなりに対応してもらえるようになりました(苦笑)。

なんでそんな話が出たのか忘れましたが「酒販免許があればPB商品を販売することもできますよ」ということを税務署で相談している時に教えてもらったんですね。

「PB商品ということはオリジナル泡盛かぁ~!!」とまたしても妄想は膨らんで、百貨店の物産展にブースを出すという話はすっかり忘却の彼方へ。今度はオリジナル泡盛が造れたらすごいなぁという気持ちが芽生えていました。単純ですね(笑)。

いざ申請しようとしたら

いろいろ調べていくと酒類小売業免許の中で「一般酒類小売業免許」と「通信販売酒類小売業免許」を同時に取るなら登録免許税が3万円で済むこともあって、はじめは通信販売の免許は考えていませんでしたが取れそうならどちらも申請しようと思うようになりました。

ところが、通信販売で扱えるお酒には「国産酒類は、カタログ等の発行年月日の属する会計年度の前会計年度における酒類の品目ごとの課税移出数量が、全て3,000キロリットル未満である製造者が製造、販売する酒類」という縛りがあるので、通信販売の免許を申請するには販売を予定しているお酒のメーカーさんにこの要件に合致していることの証明書をもらって申請書に添付しないといけないんですよね。

免許を取ったところで何をするのかはっきりしていないのに、証明書の発行なんて面倒なことをお願いできる人がいるのか?と考えた時に、沖縄物産展の泡盛講座のことでメールのやり取りをしていたNさんのことが頭に浮びました。

同じ泡盛マイスターだしfacebookのメッセンジャーでやり取りをしていたので、硬い文章のメールより気軽なメッセンジャーならなにより断られた時のダメージが少ないという僕の勝手な価値基準で連絡してみました。

結果は快く証明書を発行していただけることになり、それが久米仙酒造さんでオリジナル泡盛を造ることへの第一歩につながりました。

何でもありの成熟社会

申請してから審査に約2ヶ月かかると聞いていましたが、1ヶ月とちょっと経った頃に税務署から免許が付与されたという連絡がありました。なんと!予想外にサクっと酒販免許が取れてしまったんです。まぁ一応、行政書士ですからね(苦笑)。

取ったところで何もしない人に酒販免許を付与するつもりはないと言われていたので、もし酒販免許が取れたらちゃんと活用していかないといけないなぁという気持ちはありましたが、だからといって司法書士の僕がオリジナル泡盛を造るなんて大胆なことが本当にできるんだろうか?という思いはずっとありました。

免許が付与された時点ではオリジナル泡盛を造ってもらえるなんていう話はまったく出ていませんでしたが、いかんせん僕の妄想力がすごすぎて(笑)。そんな(一人で勝手に)迷える僕の背中をそっと押してくれたのはJR西日本が「お嬢サバ」という鯖を開発しているというニュースでした。これまでの鉄道会社の事業のイメージとはかけ離れていたので、「鉄道会社が鯖の開発?何それ?」って感じで衝撃的でした。

3月8日(サバの日)から高付加価値マサバ「お嬢サバ」販売開始!(JR西日本のサイトへ)

いま思えば、このお嬢サバのニュースがオリジナル泡盛を造ろうという決め手になりました。だってJR西日本ほどの大企業がこれまででは考えられない分野に参入して勝負をかけている時代。これこそがまさに成熟社会だよなぁと思ったんです。

よい意味でなんでもありの「成熟社会」なんだから司法書士がオリジナル泡盛を造ってもいいんじゃないか?そんな気持ちになってました。(ってさすがに発想が飛躍してますかね?)

それに、久米島で沖縄すばを食べている時に免許が付与されたという電話が掛かって来たので、「これはもう何かやらないといけない!」そんな気持ちになるには十分過ぎるタイミングでした。こういうことが重なって妄想が止らなくなり、オリジナル泡盛造りの交渉のために久米仙酒造さんを訪ねて沖縄に行くわけですが、この辺の話はまたの機会に書こうと思います。

なんだかんだ言っても成熟社会は面白い!

しつこいようですが、オリジナル泡盛が造りたくて酒販免許を取ろうと思ったわけではありません。行政書士だから練習に酒販免許の申請をしてみた。きっかけはそれだけです。

ノリと直感で動き出したら免許が取れてしまった。オリジナル泡盛造りはお嬢サバに背中を押されて、後は成熟社会の流れに身を任せて動いていたら、気が付いたらそういうことになっていた。これ以上に相応しい表現はないような気がします。

これが司法書士の僕がオリジナル泡盛を造ることになった本当の理由です。

オリジナル泡盛を造るために秘かに前々から準備していたと思っていた方もいるかもしれませんが、酒販免許の申請をしたのが9月でオリジナル泡盛の予約販売をスタートしたのが翌年の3月なので約半年。右肩上がりの成長社会ではありえないことだったと思いますが、こういうことが実現してしまうのが成熟社会なのかなと感慨深いですね。

そういうわけで勝手に思い入れがあるお嬢サバですが、まだ食べたことがないのでオリジナル泡盛「泡盛カリー!ブレンド」とのマリアージュを楽しむ会を企画しようと思います。


嬉しいことに10000チャレンジャーが5人誕生したので、前回からの進捗状況の報告・やってみての感想をシェアしてもらいます。チャレンジ達成を目指して参加メンバー同士が切磋琢磨するというコンセプトなので、次回も厳しい意見が交わされそうですね(汗)。

チャレンジしてみたいテーマをお持ちの方やスタートを迷っている方の参加も大歓迎です。10000チャレンジャーへ率直な叱咤激励をいただけると嬉しいです。またチャレンジしたいテーマがある方はチャレンジを形にするためのヒントが手に入るはずです。

とはいってもお酒を飲みながらの堅すぎない交流会です。「1万時間の法則」をベースにしたブランディングに興味がある方!ピンと来た方のご参加をお待ちしています!

【満席】10000チャレンジャー会議 vol.4」※募集は終了しました
平成30年3月22日(木)19時~
会場:司法書士・行政書士いとう事務所(大阪市中央区高麗橋1-5-14-205)
参加費:3,000円(お弁当とお酒・ソフトドリンクを準備します)

vol.8 一歩踏み出した先にあったもの

ペチャクチャナイト大阪7某百貨店さんの沖縄物産展で3年間泡盛講座を担当しました。1年目2年目は無料でしたが、3年目は有料にしました。会場は変わらず物産展会場の中で試飲用の泡盛を増やしたために有料にしたというのが理由なので、有料といっても500円でしたが大きな気づきがありました。注)画像は他のイベントのものです。

キャンセルが出たので(当日会場でのお支払いになるので結構キャンセルが出るんですよね)、会場にいらっしゃる方に参加しませんか?と声を掛けていたときです。

毎年僕の泡盛講座に参加されている方を見かけました。ちゃんとお話したことはありませんがパンフレットを手渡す時に言葉を交わした記憶がありました。毎年参加されている方ということもあって実はかなり期待をして声をかけました。

・・・が、「参加しません」という回答でした。

有料だからなのかな?時間が合わないからかな?他の時間の講座もあるしと思い、もう一度押してみました。今度は参加しない理由も聞けましたがひっくり返りそうになりました。

理由はなんだったと思いますか?

理由は・・・

「泡盛苦手だから」

 

えーーー!!!ってなりました。「毎年泡盛講座に参加されてますよね?」「なんで?」この辺は僕の心の叫びです。直後に泡盛講座がスタートしたので随分と気持ちが落ち着きましたが衝撃的で本当にびっくりしました。

500円にしたことでの気づき

泡盛が好きとかワイン好きということではなく、物産展の講座・イベントが好きな方がいると担当の方には伺ってましたが、こういうことなんですね~。

「泡盛が苦手だからお金を払ってまで聞きたくない」そういうことなんでしょう。そういうことも無料から有料にした理由ではあるのですが、こんなにもわかりやすい方と出会えるとは(苦笑)。

これは無料から有料にしてみてはじめてわかったこと。無料のままだったら「毎年聞きに来てくれるあの人は泡盛が好きなんだ」という勘違いをしたままだったでしょう。たった500円ですが、真実に一歩近づくことができた貴重な経験になりました。

目標は「嫌われること」

一年前になりますが2017年は「嫌われること」を目標にしようと決めました。

そもそも「嫌われること」の前提にはある程度、目立つ・ひと目につく必要がありますよね。ということは、嫌われるということは反面、熱烈に応援してくれる人も現れるだろうと思ってのことです。みんなから嫌われるという目標はあまりにも悲しすぎます。

当然ですが嫌われるために「これをしよう」というつもりはなくて、これをすることで誰かが僕のことを嫌いになるかもしれないけれど、自分がやりたいことをしよう。そういうニュアンスです。

そういう気持ちでいろいろと動きましたが、オリジナル泡盛を造ったことは一番わかりやすいことだと思います。司法書士の僕にとっては酒販免許をとってオリジナル泡盛を造ったことは大きな変化、イノベーションでした。

加えて2017年はひと目を気にせず自分がやりたいなぁと思ったことをやりきったので、おかげ様で目標は無事に達成できました。聞きたい話はそうでもありませんが聞きたくないような話はまわりまわって本人の耳に入ってくるようになっているんですね(苦笑)

オリジナル泡盛を造ったことで

  • 本気で応援してくれる人
  • 傍観する人
  • 離れていく人

などなど反応はさまざまでした。もちろんオリジナル泡盛を買う・買わないということが応援してくれているかどうかに直結するというわけではありません。色々な反応があって、良い意見も悪い意見もいただきましたが、誰がどう反応したかということはあまり気にならない域にたどり着けました、たぶん(笑)。

はっきりとわかってきたこと

勇気を持って一歩踏み出したことで、応援してくれる人とそうじゃない人がはっきりしました。普段は絶対に気づけなかったと思います。

そう考えれば、なんとなくみんな仲良しみたいな感覚で毎日を過ごせているということは何も成長がない状態なのかもしれません。たぶん居心地が良いということは「成長」という観点からみると止まってしまっているということ。こういう変化を肌で感じることができたのは、勇気を持って一歩踏み出したからという手応えがあります。

それから、「泡盛が好きな人」と「泡盛を応援したい人」はまったくの別物ということもわかりました。どっちがどうとかという話ではなく、似ているようで全然違うということを痛感しました。

泡盛が好きな人は自分が好きな泡盛があれば基本的にはOKなんだと思います。「飲みやすさ」で初心者に媚びないで、泡盛の魅力を前面に出した泡盛を造ればいいじゃないか!ざっくりいうとそういう価値観なんだと思います。その方が泡盛の魅力をダイレクトに訴えることができるのかもしれません。

でも現実は泡盛全体の売上がずっと落ち続けているわけです。新規の泡盛ファンが増えなければ既存のファンが沢山買い続けないとカバーできません。

正直なところ新規の泡盛ファンを増やすには飲みやすい泡盛を作ることが正解かどうかはわかりません。間違っているかもしれない。より泡盛らしいものや度数の高いものや古酒の魅力を発信していくことが正解かもしれない。どうすればいいんだろうと議論ができるのが、泡盛を応援したい人だと僕は思っています。

最近はあの人は「泡盛が好きな人」で、あの人は「泡盛を応援したい人」だなというのが感覚的にわかるようになってきました。そしてできるだけ「泡盛を応援したい人」と一緒に過ごしたいと思っています。

みんな仲良しという雰囲気はとても居心地がいい、心からそう思います。でもそれって本質的にいいことなのかな?と思います。やりたいことがあるなら「嫌われてもいいや」という勇気を持って一歩踏み出した方が面白いことが待っている。絶対にそう思います(^^)

僕の体験に基づいているので「泡盛」の話として書きましたが、みなさんにとっての「泡盛」は何か?そこを置き換えて考えてみてもらえるといいかなと。


新年会をきっかけに10000チャレンジに挑戦される方が2人も誕生したので、今回はスタートされた方に約1ヶ月の進捗状況の報告、やってみての感想をシェアしてもらいます。チャレンジ達成を目指して参加メンバー同士が切磋琢磨するというコンセプトなので、厳しい意見が交わされそうですね(汗)。

チャレンジしてみたいテーマをお持ちの方やスタートを迷っている方の参加も大歓迎です。10000チャレンジャーへ率直な叱咤激励をいただけると嬉しいです。またチャレンジしたいテーマがある方はチャレンジを形にするためのヒントが手に入るはずです。

とはいってもお酒を飲みながらの堅すぎない交流会です。「1万時間の法則」をベースにしたブランディングに興味がある方!ピンと来た方のご参加をお待ちしています!

10000チャレンジャー会議 vol.3
平成30年2月21日(水)19時~
会場:司法書士・行政書士いとう事務所(大阪市中央区高麗橋1-5-14-205)
参加費:3,000円(お弁当とお酒・ソフトドリンクを準備します)

1万時間チャレンジャー忘年会2
vol.1参加者のみなさん

10000チャレンジャー新年会2
vol.2参加者のみなさん

 

vol.7 凡人が逆張りしてみたら・・・

「新しい資格・スキルを手に入れる」ために資格試験や講座を受講するというのは、資格や専門知識は確かに手に入るかもしれないけれど、同じようにそれを手に入れた人と差別化ができなかったら、あまり意味がないんじゃないかなとここ数年感じています。

型にはまるというのか、見方を変えればその人が持っている個性を失う可能性もあると思います。

オリジナリティを出すにはまずは型を身につけてからというのは当然なわけで、僕の場合は司法書士試験を突破するために一生懸命勉強しました。なんとか合格者のひとりに入りたくて、試験の合格者の基準を満たすべく受験マシーンと化していました。

そして運よく合格はできたものの・・・合格さえすれば仕事がある、仕事は引く手あまたというのは幻想でした。

仕事は沢山あるからとりあえず試験に合格さえすればなんとかなると思い込んでいたので、試験勉強中は合格することがすべてで、そのためには余計なものをそぎ落とすように没個性的になろうと過ごしていました。

でも「一緒に合格しようね」と昨日までは共に頑張ってきた仲間が合格と同時にライバルになる。合格してからは選ばれるための競争がスタートするんですよね。でも試験勉強しか知らない、まったくはじめての司法書士の世界で選んでもらうために、個性を出せ!売りを作れ!と言われたところでどうしたらいいんだって感じ・・・合格することだけを目指して頑張っていた時点で勝負はついていたというわけです(苦笑)。

資格を取れば、講座を受講すればそれでOKなんてものは現実にはひとつもなく、その他大勢の中から選ばれないことには資格を取ろうが、講座を受講する前と何も変わらないことを思い知りました。

なのにまたしても

僕は司法書士試験でそんな経験をしたのに、泡盛マイスターの試験の時も合格することだけを目指してしまいました。泡盛マイスターは資格を取った先に、こんなことをしようという目論みも特になかったのでただ合格をめざしたのもしょうがないともいえるわけですが。

ところが泡盛マイスター日本一を決める技能球技大会に挑戦したことがきっかけで、このままじゃダメだなと思うようになりました。大会ではテイスティングのような純粋にスキルを競うだけではなく、自己PRの機会があり、まわりと差別化ができていないことをまたしても痛感することになりました(苦笑)。

そこからたどり着いたのが「逆張り」で差別化するというスタイルでした。

「逆張り」というのは、相場のトレンドと反対の売買行動を取ることを意味する相場用語ですが、それが転じて主流となっていることと逆のことをする意味でも使われています。要するに人があまりやっていないことをしようという戦略に無謀にも打って出たわけです。具体的にはこんな感じでした。

まずは見た目から

まずは見た目というわかりやすいところからやってみました。みなさんソムリエ風の衣装なので(ちなみにそれがドレスコードです笑)黄色のハッピはやっぱり目立ちますよね。優勝したわけではありませんが(苦笑)

泡盛マイスター技能競技大会どこにいても一目でわかるこのハッピ。

盛り泡ろう!2沖縄の伝統的な漁船、ハーリーの上でもこの通り。

盛り泡ろう!1でも脱いだら一気に存在感がなくなるこのハッピ。だからイベントでは自分の出番が終わっても着続けるんです(爆)

アイキャッチ!?

記念撮影をしようとすると「あれ持ってないんですか?」と聞かれるので、いつも持ち歩いているプロップス。僕のことは知らなくてもプロップスをSNSで見たことがあるって方に時々出会います。そう言われてもはじめは半信半疑でしたが、のべ1,300人分ものプロップスの写真が集まっているので本当かもしれません。泡盛でカリー!プロップス

沖縄タイムス1コミュニティ

泡盛のコミュニティはいろいろあったけれど、どこに入ったとしてもメンバーの一人。逆張りというからには、組織に埋没しないためには自分で作るのが一番と立ち上げた泡盛ファンのコミュニティ「泡盛でカリー!倶楽部」はありがたいことにメンバーが700名を超えました。

泡盛でカリー!倶楽部バナー

こうしてみると「逆張り」というほどたいそうなことではないですね。。

それに「逆張り」をしたことでどれだけ効果があったんだといわれると他の要素もあるので答えに窮するのですが、まわりがやっていないことをしていると「他人と比べて自分はまだまだだとか気持ちが落ち込んだりする」という、しょうもないことに時間を使わなくてよくなったのはかなりのメリットでした。

それに泡盛マイスターは、司法書士はこうあるべきという暗示のような呪縛からも解き放たれたように思います。だから時には勇気を持ってはみ出してみることもアリだという手応えを持ちました。

いいなぁと思ったものを他から持ってきただけ

衣装にハッピを選んだのは憧れの先輩講師のスタイルからヒントを得ました。なぜ黄色なのかというと泡盛のラベルといえば僕の中では黄色がイメージカラーだったから。阪神タイガースはまったく意識してません、よく言われるので念のため。庭のソムリエ 石坂拓司さん

巷にあふれる顔出しパネルが面白いと思って作った↓この泡盛の顔出しパネルがプロップスの元ネタです。「うちは顔出しパネルよりもプロップスの方が・・・」と某百貨店さんにアドバイスをいただいて、現在のスタイルに落ち着きました。

泡盛でカリー!顔出しパネル

泡盛好きのコミュニティは知人がスイーツ好き、もずく好きのコミュニティを作っていたのが楽しそうだったのがきっかけです。

自分で立ち上げただけで「逆張り」でも何でもないのですが、無理にメンバーを集めることはせず、むしろ合わない人は無理しないで出ていってくださいねというスタンスで運営しているので、僕の発信に共感できる想いを持っている方が集まってくれるようになって、やっていて楽しいです。結構、出て行く人も多いような気がしますが(苦笑)。

ちなみにグループ名の「泡盛でカリー!」ですが、以前ある泡盛イベントで沖縄の乾杯の掛け声は「嘉例(カリー)」と聞いて「ああそうなんだ」と思い、他のお酒でもよくある「○○で乾杯」をベースに乾杯により沖縄らしさを求めて命名しました。

なのに、この「カリー!」が意外に浸透していないのは驚きでした。沖縄県酒造組合のオフィシャルなキャッチフレーズは「泡盛で乾杯」というそのまんまですし、まったくひねったつもりはなかったのに「嘉例」を「カリー」と書いているせいか、「カレー」のことだと勘違いする人がいっぱいいるので説明するのが邪魔くさいことが多いです(苦笑)。

「逆張り」というと、あまのじゃく的に感じるかもしれませんが、基本的には身のまわりの泡盛以外の世界で「いいなぁ、面白いなぁ」と思ったものを取り入れただけです。

はみ出してみる勇気よりも必要なのは?

差別化といっても要はいいなぁと思ったものを他から流用・移植しただけなんですが、こうやってちょっとだけ周りと違うことを取り入れるだけでもそれが個性になるというのを実感できました。だから僕も最初からはできなかったけど、新しい資格を取ろうというときは今持っているものにプラスする、掛け合わせるという視点がないとダメなんじゃないのかなと思います。

この資格を取りさえすれば後はなんとかなるだろうという、おんぶに抱っこの姿勢じゃどんぐりの背比べに自らハマりに行くようなもの。

と、ここまで書いてなんですが、逆張りは僕みたいな凡人の戦い方なわけで、ど真ん中で勝負できる人は逆張りではなく、順張りの正攻法で行けばいいだけの話。

だからはみ出す勇気を持つよりも、ど真ん中で勝負する勇気を持つという選択肢ももちろんあるし、兎に角大事なのはどちらかに決めて一歩踏み出す勇気なのかもしれませんね。


先日、開催した新年会をきっかけに10000チャレンジに挑戦される方が誕生しそうで興奮しています(詳しくは改めてお知らせします)。そこで10000チャレンジに挑戦されている方に進捗状況やチャレンジしてみての感想をシェアしてもらったり、新しいチャレンジ企画のための意見交換を目的に、お酒を飲みながらの交流会を開催します。

まさに1万時間チャレンジ中の方やチャレンジしてみたいテーマをお持ちの方など、「1万時間の法則」をベースにしたブランディングに興味がある方など、ピンと来た方のご参加をお待ちしています!

「10000チャレンジャー会議 vol.3」
平成30年2月21日(水)19時~
会場:司法書士・行政書士いとう事務所(大阪市中央区高麗橋1-5-14-205)
参加費:3,000円(お弁当とお酒・ソフトドリンクを準備します)

1万時間チャレンジャー忘年会9
これが課題図書です

1万時間チャレンジャー忘年会2
Vol.1参加者のみなさん

 

vol.6 なんで泡盛なの?っていうか本当に好きなの?

キングコング西野亮廣さんの「魔法のコンパス」の中で藤原和博さんの「必ず食える1%の人になる方法」が大絶賛されているんですけど、「どういった分野で100人にひとりを目指すべきか?」という問いに対する西野流の答えとしてこう書いてありました。

「芸人のクセに」と言われるようなものだ。

目指すべき3つの専門分野を仮にA,B,Cとすると、このA,B,Cの3点を結んでできた三角形の面積が大きければ大きい方が良いという考え方がベースになっているんですが、西野さんの場合、ひとつは「芸人」で、もうひとつが「アート」。

ここで3つ目に「小説」とかを持ってくると「芸人」からも「アート」からもあんまり離れていないから小さめな三角形になってしまうので面白くないという理論。ちなみにこの三角形をクレジット(信用)と呼んでいる。

有名すぎる「火花」の方がいるので「小説」では芸人のクセに感が弱いというのが納得できますよね。それに3つの専門分野を掛合わせてレアキャラを目指そうという戦略なので、芸人×芥川賞作家を差し置いてレアキャラというのはやっぱり難しいですよね。。

僕なりの解釈でいくとまあこんな感じの話です。

ここで自分自身を振り返ってみると・・・

  •  泡盛講座?
  • 酒販免許?
  • オリジナル泡盛?

どれも「司法書士のクセに」をつけて言ってみたときの響きは申し分ない。 西野流の答えはさらにこう続きます。

クレジットを大きくするためには、もっともっと離す必要がある。
「学校」か「町づくり」あたりが面白そうだなぁ、とボンヤリ考えております。

確かに「学校」も「町づくり」も「芸人のクセに」が似合いますよね。これは3つの専門分野を掛け合わせてできた三角形を大きくするという考え方がベースにあるので、とっても戦略的な専門分野の選び方ですね。

僕の場合、僕自身まさかここまで泡盛にハマるとは思ってなかったので(苦笑)、意図的にとか戦略的に泡盛を選んだということは全くありません。

比較的最近知り会った人は、あまり人がやっていないものを狙って、あえてニッチな泡盛を選んだと思っている人もいるみたいで、「なんで泡盛なのか?」とよく聞かれますし、さすがに「本当に好きなんですか?」と聞かれることはほとんどありませんが(何回かあります(苦笑))、泡盛好きを装っていると思う人もいるみたいです。ってなんでやねん!笑

現在の泡盛を取り巻く厳しい状況がわかっていたら、オリジナル泡盛を造って在庫を抱えるなんて自分のレア感を出すことが目的ならできませんよ。だって事務所に置いてるだけじゃ絶対に売れないもん。泡盛が本当に好きじゃなかったらできないです。

なんで泡盛なのか・・・

ひと言で言ってしまえば「泡盛の美味しい古酒を作る秘訣を知って、悩んでいた自分が救われたから」です。

前にコラムにも書いていますが、長時間の残業に耐えられなくて会社を辞めて。やっとの思いで合格した司法書士も現実は想像していたものとかけ離れていて、「俺、何やってんだろ」ってもんもんとしていた時に出会ったのが泡盛の古酒でした。

泡盛はただ単に寝かせておけば良いってものではないんですよね。時々味見をして泡盛の風味・様子を確認する、そしてその時に少しだけ新しい泡盛を継ぎ足すことで泡盛は活性化して美味しくなると言われています。美味しい古酒を作る秘訣

人生も順調に進む方がいいかもしれないけど、時々少しだけ新しい刺激を取り入れている方が面白く味わい深い人生になるんじゃないの?そんな風に考えることができたんです。(詳しくはこちらに書いてあるのでお暇な方はぜひ読んでください)。

泡盛との出会いは僕の人生を大きく変えてくれました。

正確には泡盛の力じゃないかもしれないけど、泡盛と出会い泡盛マイスターを目指している中で人生が大きく動きました。結婚10年目にして子供を授かったのは泡盛マイスターの実技試験の勉強中でした。

そして何より泡盛をきっかけに人脈がどかーんと広がりました。しかもこれまで知り合うことがなかった方達です。今年は「つながるあわもり」という言葉を使いまくっているのですがまさにその通りで、

翁長知事と泡盛でカリー!(乾杯)できたり
翁長知事とカリー!

泡盛の応援ソング「盛り泡ろう!」のPVに出演したり、泡盛を介してご縁がどんどん広がっていくのを実感しています。

泡盛マイスターの試験にチャレンジしようと意識して泡盛を飲み始めてから約6年(2,190日)。ばらつきはありますが仮に4時間/日くらい泡盛のことに当てていたとして計算すると8,760時間。基本的に好きなことを好きなだけやっているのでやり続けることに苦しさを感じることはまったくありません。これは司法書士の勉強のときの1万時間とはあきらかに違います(苦笑)。

どんな分野で1万時間を目指したらいいんだろう?

「司法書士」それから「泡盛」を専門分野にしようとしている僕が、次に100人にひとりの専門分野を目指すとすれば・・・

久しぶりに「成熟社会の歩き方」という本来のお題に相応しい問いじゃないですか。

  • 「司法書士」の時のように必要性から攻めてみる?
  • それとも「泡盛」のように好きなだけで突っ込んでみる?
  • 西野方式で「クセに」から考えてみると・・・

「泡盛がめっちゃ好きな司法書士のクセに・・・ うーん、いまいちピンとこない(笑)

  • どMな感じであえてやりたくないことに挑戦してみる?
  • まったく興味がないことに思いきって迷い込んでみる?

西野式に当てはめると、泡盛から少しずらして日本酒、焼酎あたりでは想定の範囲内すぎて「くせに」感が弱いということになりますよね。へたをすると単なる酒好きというレッテルを貼られてしまう。僕にとって「泡盛好き」と認識されることと「酒好き」と認識されることはまったく別物なので他のお酒を専門分野にするのはパスですね。。

最近ハマっていることといえば

キャンプです。今年は10回くらい行っているので1万時間にチャレンジする分野になる可能性はかなり高いわけですが、そもそもはまったく興味がありませんでした。山形の田舎で育ったので、なぜ故に田舎に行きたがるのか理解できなかったです。

キャンプ2017

九州の友達に誘われて毎年連れて行ってもらっていて、それで終わるかと思っていたけど、自分にも子供ができて、はじめてキャンプというものは親が子供に体験させてあげたいものらしいと実感しました。

自分が子供時代に経験できなかったので、その反動という面はあるかもしれませんが、今は自分が楽しいからキャンプに行っているので子供のためというのはあまり関係ありません。そう考えると、これから1万時間を投じる分野を探そうと思っている方は、一度これまでの人生を振り返ってみるのもいいかもしれません。自分でも気が付いていないだけで渇望しているものに出逢えるかも。

できるだけ離れたテーマで3つの専門分野を持とうと思うと、好きかどうかを基準に選ぶのか?あえて思ったところからずらしてみるのか?考え出すとなかなか面白いですよ(^^)


まさに1万時間チャレンジ中の方や1万時間にチャレンジしてみたい分野がある方など「1万時間の法則」をベースにしたブランディングに興味がある方と飲みながらいろいろお話したいと思い新年会を開催します!

ピンと来た方のご参加をお待ちしています(^^♪

10000チャレンジャー新年会
平成30年1月17日(水)19時~
会場:オフィスG株式会社

vol.5 ムチだけじゃなくてアメもいる 素晴らしきかな妄想力

追い込むだけで1万時間勉強を続けるモチベーションを保てたようなことを前回書きましたが、ムチだけじゃなくてちゃんとアメもありました。アメといっても物質的なご褒美ではなく、合格したら・・・こんな風になれるはずという夢・思い込み・妄想でした(笑)。

「そんなことだけで」と思うかもしれませんが、逆に夢を見れていないと毎日毎日勉強の繰り返しを2年半も続けるなんて無理だったと思います。それに、物質的なもので満たそうと思っても、合格すること以外で今は心から満たされることはない。そんな風に考えていました。

ちなみに僕が妄想していたのは、司法書士試験に合格さえできたら・・・

  • すぐにでも独立開業できる
  • 特に営業をしなくても仕事はたくさんある
  • 独立すれば、やらされ感のある残業とはオサラバできる

「司法書士は独立開業できる資格、平均年収1,400万円」という予備校の情報を当時は鵜呑みにしていたので(苦笑)、本気で信じていました。

自分勝手な思い込みと言われればそのとおりかもしれません。いま思えばですけど。

予備校の他には司法書士事務所でバイト経験がある相方の話など、二次情報を信じてしまったのも理由ですね。司法書士をされている方を訪ねてお話を聞かせてもらったりもしましたが(一次情報)、ひとりじゃなくて何人にも聞いてみるとか、しっかり裏を取らなかったので結局、詰めが甘かったんですね。

まあ現実が見えていたら、合格するまで頑張れなかったでしょう。そういう意味では合格してから幻想だったと気がついて本当に良かったと思います(笑)。

もしかすると、現実を知りすぎてしまうと無謀にも会社を辞めてまで、新しい世界にとび込む勇気が出ないから、無意識に気がつかないようにしていたのかもしれません。←考えすぎかな?

少なくとも気持ちを勉強に向かわせる強制力と合格した後の世界を妄想することで、前に進む原動力になっていたことは確かです。

日々の小さなゴールこそ大事

長期間のモチベーションを維持するには毎日の小さなゴールを持つことが大事でした。

  • 1日12時間勉強する
  • 今週はここまで過去問を終わらせる
  • 週末の模擬試験は○点以上を取る

など些細なことでも、中身もなんでもいいんです。「合格」というゴールだけじゃ1年以上もモチベーションを維持するにはふわっとしていて大きすぎるんです。日々の小さいゴールがないと気持ちが続かないんです。

自分でも意外でしたが、得意じゃないしむしろ苦手な資格試験の勉強でしたが、自分で決めた目標をクリアするために集中して1日1日を過ごすのはとても充実した日々でした。

1万時間にチャレンジするなら、先のことすぎるふわっとした目標だけでは変に頑張り過ぎて心が壊れてしまいそうになるので、足跡が確認できるような小さな目標を持つのもオススメです。

妄想力は諸刃の剣

9月末に筆記試験の合格発表、11月頭に口述試験の合格発表が終わると、12月頃から合格者を対象に新人研修が始まります。

研修で講師の先生から「司法書士業界はとても厳しい」と聞かされたり、同期合格者から独立以前に修行するための就職先を探すのも難しいという話を聞いたり、その時にはじめて司法書士業界の現実を目の当たりにすることになりました。←おそっ!

当時の僕は妄想力を総動員してモチベーションを維持してきたので、妄想していた司法書士業界と現実のギャップに心が折れそうになりました(今となっては妄想も大概にしろよ!と昔の自分に言ってやりたいくらいですが)。

そうは言っても合格と同時に12月から司法書士事務所で働き始めたし、年明けの2月には司法書士として登録したりと忙殺されて深く考える時間もありませんでした。幸か不幸かサラリーマン時代のような残業とは無縁の事務所だったので、実際に心が折れることなく3月まで研修が続いたハードなスケジュールも乗り越えることができました。

司法書士を目指したのは独立できる資格を取って早く独立したかったからなのに、研修期間が終わった頃には「しばらく独立はいいや」と妄想と現実とのギャップが大きすぎて現実逃避する気持ちが芽生えていました。

これからっていう大事なときに走る気力、体力が残っていませんでした。自分を追い込んで飛ばしすぎたと思います。そこを乗り越えるための妄想力はさすがに続きませんでした(笑)。

今思えば僕は司法書士試験に合格することをゴールにしてしまっていたようで、手段が目的になっていたんでしょうね。

妄想力は前に進む原動力としてはいいけど、妄想と現実とのギャップが大きすぎると後が大変です。1万時間チャレンジのモチベーション維持に妄想力を使おうと思った方はぜひ教訓にしていただければ幸いです。

1万時間の勉強からわかった資格試験の取り組み方

こんなことを書く機会はもうないだろうと思うので、僕が1万時間をかけて掴んだ合格するための資格試験の受け方について少し書いてみようと思います。書いていて泡盛講座・セミナーなどの準備も同じスタンスでやっているなぁと気が付きました。

少しといいながら長くなったのでそのつもりでお付き合いください(^^ゞ

いかに本番をイメージできるか?

1回目の挑戦は勉強をはじめたばかりということもあって、1月からはじまった答練と呼ばれる模擬試験の成績は安定しませんでした。そこでモチベーションを維持するために「本番でうまくできればいい。模擬試験で失敗してもこれは本番じゃないから、気にしないで勉強しよう」と自分に言い聞かせていました。

自分を励ますための方便だったのですが、これが試験当日はこんな感じでのしかかってきたんです。

  • 「今日だけは絶対にうまくやらないといけない」
  • 「この1年は今日のために努力してきたんだ」
  • 「今日うまくできなかったらまた1年間勉強だ」

こう思い始めたら、あれよあれよという間にパニックでした(笑)。

試験問題を誰が作っているのか知りませんが、出題ミスで全員が正解になるようなわけのわからない問題も出てきたりするわけですよ。そんな問題に必要以上に気を取られて、「あれ?あれ?」と問題用紙をめくれども手応えのある問題を見つけることができないままにタイムオーバー。

お昼は顔面蒼白で食事も喉を通らず。。当たり前ですが午後の試験もへろへろで家路に着いたような記憶があります(嫌な記憶は封印できる性分らしく、詳しいことはほとんど覚えていませんが)。

ま、こんな手応えで合格率3%未満の試験に受かるわけがないですよね。僕が1回目の司法書士試験で失敗したことは「本番であがってしまったから」です。とにかく実力を出し切れなかったことが悔しすぎました。

司法書士受験生界のイチローを目指す!?

1回目の失敗を糧に考え方を180度変えました。試験当日を意識しすぎないように、本番だけうまくいけばいいという考えは捨てて、何度試験を受けても合格できるように全ての模擬試験を本番と思って取り組もうと決めました。

そして僕が2年目に取り入れたのはルーティンです。

司法書士試験の予備校では年明けくらいから7月の試験まで毎週のように模擬試験が続くので、その模擬試験すべてを本番と思って取り組みました。模擬試験を本番と思って取り組むというのはどういうことかというと・・・

  • 9時スタートの試験なので、頭がちゃんと働くように試験開始3時間前の朝6時に起床
  • 試験は昼食を挟んで午後もあるので昼休みに食べるものはいつも同じもの
  • お昼を買いに行くのは慌しいので、おにぎりとウイダーインゼリーを1つずつ朝コンビニで買って持ち込んでおく
  • 食事の後は頭を休めることに集中、答え合わせなんてもってのほか
  • 家で勉強する時も試験の時間に合わせて休憩をとる などなど

こういうことを真面目に繰り返していると、何度も試験本番を経験している心境になってきてメンタルはだいぶ鍛えられました。司法書士受験生界のイチローを目指している、そんな気分でした(笑)。

1年間の勉強の成果をたった1日の数時間の試験で問われるというのは、勉強をやればやるほどに本当に恐ろしく感じます。だからどんな結果が出るにせよ、やりきったと胸を張って言えるように準備しようというのが僕のスタンスでした。

試験に限らず心がざわつくと不安になったりして良い事はありません。今も、出掛ける前に感情に任せて子供を叱ったりするとイライラが顔ににじみ出るので、そうならないように泡盛講座の前とかは特に気をつけています。楽しさを伝えたいですからね。沖縄物産展の期間中は気になることがあってもスルーすることを意識しています。

勉強の優先順位は?

どうしたってまずやるべきは過去問です。同じ問題が出る可能性は低いけれど、過去の試験で問われている以上は解説もしっかり読みます。それを何度も何度も繰り返すことでその試験で問われそうなところと、そうじゃないところがわかって来るんですよね、身体が。

過去問をやらないで、いくらテキストを読み込んでもこのメリハリを感じることはいつになってもできません。特にやっちゃいけないのは「こういう場合はどうなるの?」と自分で問題を考えてしまうことです。一見すると応用問題への準備になりそうですが、現実には「誰もそんなこと聞いてねぇよ」となるのがオチなので馬鹿みたいに過去問を繰り返しやるのがベターです。

これは僕がやってみて良かったというだけなので、参考程度に読み飛ばしてもらえればいいかなと思います。


「司法書士試験の勉強を1万時間続けた結果、果たして何かのプロになれたのか?」という問いから、ここ3回を書いてみました。あまり思い出したくない3年間だったりしますが、こうしてあえて振り返ることで、たった3年間で1万時間の練習ができたということも自信になったことや失敗も時間が立てばネタにできるという良い経験になりました。それにしても良くも悪くも濃い3年間でした。

 


まさに1万時間チャレンジ中の方や1万時間にチャレンジしてみたい分野がある方、「1万時間の法則」をベースにしたブランディングに興味がある方と、来年に向けて前向きに情報交換をしながら飲みたいと思い忘年会を企画しました。ピンと来た方のご参加をお待ちしています!

忘年会

「1万時間チャレンジャー忘年会(仮)」
日時:12月6日(水)19時~
会場:串かつ はなみ

詳細はこちらです。

vol.4 好きじゃなくても1万時間は達成できます。こうやって追い込めば。

大学は工学部だから法律を勉強したこともなかったし、前回書いたとおり残念すぎる資格試験人生だったので、資格試験は苦手意識しかなくて好きなはずもない。それでも司法書士試験の勉強で1万時間を達成することができたのには、ある理由がありました。

苦手だし好きでもない資格試験の勉強を2年半で1万時間も続けることができた理由は強制力です。自分でも「Mだな(笑)」と思ってしまうくらい、逃げ出さないように自分を追い込む仕組みを作りました。

まず今まで資格試験に受からなかったのは、勉強時間が足りなかったし、勉強のやり方もダメだったからという仮説を立てました。逆にいうと正しい勉強方法と勉強時間を確保できれば、合格率3%未満の難関の試験に受かれるという、ある意味すごい自信ですね(苦笑)。

3,000時間を確保するために捨てたもの

まずは勉強時間の確保ですが、そもそも残業がつらいというのが独立開業できる資格、司法書士試験を目指そうというきっかけになっているので、仕事との両立は絶対に無理。

1日8時間労働×20日/月=160時間/月。これに残業が月100時間と考えると260時間/月。今、会社を辞めて来年の試験まで1年以上あるってことは、働いている時間をそっくりそのまま勉強時間にあてれば司法書士試験に受かる基準といわれている勉強時間3,000時間をクリアできるという計算です。

会社を辞めたいという気持ちが先にあるので、この決断は早かったです(笑)

どうしても1回で合格 したかった理由

会社を辞めたら当然収入は途絶えるのですが、マンションを買っていたので住宅ローンがありました。毎月の支払いは14万円くらいで、そのときは相方と二人で働いていたけど住宅ローンの支払いは僕の担当だったと思います。

今みたいな金利じゃなかったので早めに返そうと毎月の支払いを多めに設定していましたが、ローンを組んで2年半くらいだったので3,000万円くらい、たっぷり残高がある状況。

相方は残業で死にかけている僕を見ているので「会社を辞めるのは止めないけれど、住宅ローンの支払いはどうするの?」という至極まっとうなスタンスでした。

そんな中、相方が見つけてきたのが住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)の「新特例措置」という制度。簡単に言うと会社を辞める等の理由で収入が極端に減ったり、無くなった人を対象に、しばらくの間ローンの支払いを猶予してくれる(猶予期間中は利息だけ返済)というものでした。

すぐに跳びつきましたねー(笑)。

改めてその制度のパンフレットを見ると審査の条件の全部は満たしていなかったので、銀行に押しかけてまでの気迫のこもった交渉の成果なのか、僕の必死さが伝わって審査を通してもらったような気がします。

担当の人のちょっとの間なら延命措置をしてあげようという優しさだったのかもしれません。あくまでも延命措置だから大勢に影響を与えるものでもないと判断されたのかと(苦笑)。

住宅ローンの支払いの猶予期間が3年間だったので、司法書士試験にどうしても1回で受かりたかったのです。1回がダメでも2回目で合格を決めないと猶予期間が終わって住宅ローンの返済が再開するという時限装置でした。

これなら資格試験が苦手とか、好きじゃないとか言ってられないでしょ?

高くても勉強の仕方はプロに習おう

一度も法律を勉強したことがなかったので独学とかは考えられずに予備校に通うことにしました。

もし勉強に手応えを感じることができなくなったとしてもバイトに逃げないように、ネット配信とかじゃなくて平日の9時から17時で週3日授業がある生講義の講座を申し込みました。

授業料はトータルで100万円くらいだったと思います。退職金とか貯金を取り崩して払ったのでお金がなくなりました(笑)。

でもバイトをしようとは考えませんでしたね。少しでも収入があれば気持ちは楽になるかもしれないけど、それで合格が遠のいたら嫌だし、合格できなかったときにバイトで勉強する時間がなかったとか言い訳にするのは本当に嫌でした。本末転倒過ぎて。

結局、合格して司法書士事務所で働き始めるまでの2年半は1円も収入がなかったので、できるだけお金は使わないように過ごしました。

受験生的超節約術!?

ネット配信じゃない通学の講座だから週3日は予備校でお昼を食べないといけないけど、いつしか家にあるパンを持って行ったり。家で勉強している日の昼は決まって素うどんでした。買物に行く時間も作る時間ももったいないし、何より食費をおさえたかった(笑)。

住宅ローンの支払いはストップできたけど、利息分とマンションの管理費とか5~6万円は毎月払わなくちゃいけないし。

ちょうどお昼に中村敦夫出演の「水滸伝」のドラマの再放送をやっていたので、林中達、梁山泊の活躍を見て受験に挑戦する自分を鼓舞しながら素うどんをすすってました。

他には髪を切りに行く時間もお金ももったいないのでバリカンで坊主にしてましたね。坊主自体はサラリーマン時代も好きで時々やってたから別に悲壮感漂うようなことじゃないんですけど。

こういう話は悲しいエピソードと感じる人もいるかもしれませんが、冷静に当時のことを思い出すと毎日自分で決めた勉強時間の目標をクリアすることに夢中になっていたので意外と充実感がありました。

余計なことを考える時間ももったいない!

考え事をする時間があるとどんどん不安な気持ちが沸き起こってくるんです。「受からなかったらどうしよう。1回目はいいとして、2回目も3回目も・・・」

受からなかったらという不安よりも、

気持ちなのか?お金なのか?どちらもなのか?
続かなくなったらどこで司法書士試験を諦めるのか?
ここまで退路を断って挑戦して諦めるとしたらいつなのか?
自分の気持ちとどういう風に折り合いをつけてやめるのか?
本当にやめれるのか?

ボーっとする時間がちょっとでもあるとそんなことまで考えてしまうくらいに不安でした。だから苦手だろうが、好きじゃなかろうが勉強に集中している方が気持ちが楽だったんです。

だから生活のすべてを勉強に捧げるためには収入を断ったことも悪くなかったと思います。そんなわけで今なら考えられませんが2年半は全然お酒を飲まなかったです。ほんと勉強だけでした。

一歩踏み出すことができたのは

これまでの残念な資格試験人生からすると、会社を辞めて司法書士試験に挑戦することはリスクでしかないのは自分が一番よくわかっていたのですが、ふとこう思ってしまったんですよね。

「これだけ残業しているんだから、3,000時間くらい余裕で勉強できるっしょ!」

無駄な残業時間を勉強時間に置き換えた結果、難関の資格試験に合格できたらかなり格好いいんじゃないの?という気持ちが盛りあがってしまいました。←徹夜続きで変なテンションだったはず

「(あんなに資格を取れなかった)伊藤が司法書士試験に受かったってよ」と辞めた会社をざわつかせたかったのかもしれませんし、僕の挑戦を成功させることで会社の残業体質に一石を投じたかったのかもしれません。

それが会社を辞めてまで司法書士試験に挑戦する理由となるとどうなのか?いま冷静に考えたらバカだなって思うわけですが、なかなか踏み出せない一歩を踏み出すにはこういうつまらない意地を張ることも大事なのかもしれません。

自分の手で泡盛を盛り上げたいからと酒販免許を取ってオリジナル泡盛を造ってしまうこととか、あの時とノリは変わっていないなぁと最近気づきました(笑)。

自分を追い込んで追い込んで1万時間を達成したかのように書いてしまいましたが、実際はアメとムチのムチだけじゃなく、アメもちゃんと用意していました。アメの話はまたあらためて。

 


まさに1万時間チャレンジ中の方や1万時間にチャレンジしてみたい分野がある方、「1万時間の法則」をベースにしたブランディングに興味がある方と、来年に向けて前向きに情報交換をしながら飲みたいと思い忘年会を企画しました。ピンと来た方のご参加をお待ちしています!

忘年会

「1万時間チャレンジャー忘年会(仮)」
日時:12月6日(水)19時~
会場:串かつ はなみ

詳細はこちらです。